阪神・岩崎が100セーブ達成、通い続ける鉄板焼き店での思い出を語る
阪神タイガースの岩崎選手が5月17日に広島戦で通算100セーブを達成しましたこの輝かしい瞬間を共に祝うのは、彼が若手時代から通い続けている尼崎市の鉄板焼き店「広島風お好み焼き ゆうか」です
店主の中原秀樹さんは、岩崎選手との特別な関係について語ります
初めての出会い
中原さんは岩崎選手が初めて来店した9年前のことを鮮明に覚えています「すごく真面目で律儀な方だな」と振り返り、緊張しながらも交流を深めていった過去を思い出します
2回目の来店時には、店主自ら制作した背番号13のユニホームを見せ、岩崎選手の笑顔が見られた瞬間を懐かしんでいました
お気に入りのメニュー
岩崎選手はシーズン中も月に1回から2回、店を訪れる常連です特にお気に入りのメニューは「せせりとキノコの柚胡椒炒め」で、食事の後にはフレンチトーストを楽しむことが定番になっています
中原さんは、彼の登板日には特に緊張感を持って見届けているとのことです
不調を乗り越えたきっかけ
2年前、岩崎選手は救援失敗が続き「もう野球やめますわ」と引退を考えた瞬間がありますその際も「ゆうか」を訪れていたことが後に語られ、彼の悩みに寄り添う存在として中原さんは心を寄せていました
オフシーズンにはFA権を行使して残留を決断した岩崎選手が、再び前向きな表情で店に訪れたことが印象深いと語ります
新たなメニュー「岩崎スペシャル」
昨年から登場した「岩崎スペシャル」は、豚肉やもち、ベーコン、山芋など豪華なトッピングがついたボリューム満点の一品です中原さんはファンからの注文が増えたことに嬉しさを隠せず、岩崎選手が入店することを楽しみにしていると語っています
「ゆうか」は1998年に開店し、今年で27年目を迎えます
中原さんは、お好み焼きという料理を通じて多くの人々との歴史を感じています
「岩崎投手の登板を見るのが楽しみです
彼が少しでも心安らぐ場所として、これからも来ていただければ嬉しいです」と思いを語りました
今後も岩崎選手の活躍を皆で応援していきたいですね
阪神の岩崎選手が通算100セーブを達成した背景には、彼が9年間通い続けている鉄板焼き店との温かい関係があったことが印象的です。店主の中原さんの支えや思い出が、選手としての活躍を支えていることが分かりました。この特別な絆は、今後も長く続いていくことでしょう。
キーワード解説
- セーブとは?:セーブとは、野球においてリリーフ投手が試合を勝ちに導くために必要な条件を満たすことを指します。この記録は、投手の能力を測る一つの指標となります。
- 引退とは?:引退とは、選手が現役を辞めてプロスポーツの活動を終了することを指します。選手にとって、引退は長いキャリアの中で重要な決断となります。
- FA権とは?:FA権とは、フリーエージェント権の略で、選手が契約期間を終了した後に他のチームと契約できる権利のことです。選手はこれにより移籍の自由が与えられます。

