阪神・岩崎優、史上37人目となる通算100セーブ達成

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2025年5月17日、阪神タイガースは甲子園球場で広島東洋カープとの試合を行い、5-2で勝利した

この試合で阪神のリリーフ投手である岩崎優が通算100セーブを達成した

試合後、岩崎はお立ち台に上がり、ファンに深く頭を下げる姿が印象的だった

「昨日はすみませんでした」と語り、前日の試合で同点の場面から決勝点を献上した悔しさを晴らすかのように、再びマウンドに上がった

岩崎は試合の最終回に登板し、2死一塁という場面で末包を二飛に打ち取った後、グラブをたたいて喜びを表現した

これにより、彼はプロ野球史上37人目の100セーブを達成

通算ホールド数は151に達し、「100セーブ100ホールド」は藤川球児監督以来の快挙である

岩崎は「誰も達成するとは思っていなかった」と謙遜しながらも、喜びを語った

岩崎は自身のスタイルについて、自虐的に「150キロを超える剛速球も、華麗なウイニングショットも持っていない」と述べ、打たれた瞬間に「守護神を代われ」と言われるかもしれないと笑った

しかし、彼は2016年の秋以来、リリーフとして全ての責任を果たす覚悟を持っており、藤川監督から習得した技術に感謝している

昨年夏には監督交代がチーム内での不安要素とされていたが、藤川監督による信頼を得て、クローザーとしてプレーすることが決まった

「期待に応えなければならない」と語る岩崎は、スマートフォンで見かける批判の声に意に介さず、マウンドでの強気なプレーを続けている

最後に「数字をモチベーションにして、再び胴上げ投手のマウンドに立ちたい」と抱負を語った

岩崎優投手が通算100セーブを達成したことは、阪神タイガースにとって大きな喜びであり、彼の努力と成長を象徴する出来事です。彼のリリーフとしての成績は素晴らしく、特に「100セーブ100ホールド」という偉業は、藤川監督以来の快挙です。これからもチームを支え続ける彼の姿勢に期待が高まります。
キーワード解説

  • セーブとは?プロ野球におけるセーブ記録は、リリーフ投手が試合での勝利を確保するための重要な指標の一つで、試合終了時点で相手チームの得点を許さずに登板した場合に付与される。
  • ホールドとは?ホールドはリリーフ投手が試合での重要な局面をしのいで、その後の勝利に貢献したことを示す指標で、セーブの一歩手前の状況で登板した場合に付与される。
  • クローザーとは?クローザーは試合の最後のイニングを任されるリリーフ投手のことを指し、主に試合の勝利を確保するために打者を抑える役割を担っている。

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