日本ハム・達、自己最長の7回無失点投球も試合は敗北

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◇パ・リーグ 日本ハム1―2ロッテ(2025年5月18日 ZOZOマリン) 日本ハムファイターズの先発投手、達(たつ)が、5月18日のロッテ戦で圧巻のピッチングを披露したが、チームは惜しくも敗戦を喫した

達はこの試合で自己最長の7回を105球投げ、わずか2安打無失点の好投を見せた

特に印象的だったのは、自己最多となる8奪三振を記録した点であり、これが彼の成長を象徴する成果となった

達は、前回の登板よりも長いイニングを投げて三振も多く取れたことを評価し、「良かったと思います」と振り返った

最速154キロを記録した直球と、落差のあるフォークボールを主体に攻撃を封じ、4回までわずか2安打に抑えた

5回から7回にかけてもカットボールを効果的に使い、無安打のままイニングを終えた

試合後、達は降板を告げられた際に「気持ちでは(まだ)行けたなと思います」と振り返ったが、チームの事情により一度登録抹消となることが決まった

新庄監督は達の投球について「変化球でしっかりストライクを取れるし、テンポも良いし安心感が出てきましたね」と称賛した

達自身は「(試合には)運が必要ですね」と少し苦笑いしながらも、自信を持って次回の登板に備える意向を示した

21歳の若手投手が持つ高いポテンシャルは、今後の日本ハムの成績にも大きな影響を与えることが期待される

達投手の素晴らしい投球は、勝敗とは関係なく素晴らしいパフォーマンスでした。特に自己の記録を更新した点は、彼の成長を示すものです。ただ、野球はチームスポーツであるため、個人の成果だけでは勝てないことも再認識されました。新庄監督の称賛もあり、これからの彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:投手がバッターを三振に打ち取ることで、その試合で何人のバッターを三振にしたかを示す指標。
  • 直球とは?:投手が最も基本的に投げる球種で、速さと投球のコントロールが重要な球。
  • フォークボールとは?:投手が投球の際に指の位置を工夫して落とす球で、バッターから見えた瞬間に急激に落ちることが特徴。
  • カットボールとは?:直球の投球にスピンを加え、バッターのバットに当たりにくくするための球種。

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