試合後、西口文也監督は「相手の先発選手曽谷がいい球を投げていて、真っすぐの伸びやキレが良かった」と認め、その実力を称賛しました
しかし、その一方で先発の隅田も奮闘したものの、もう1点を先に取ることができなかったと悔しさを露わにしました
今井と隅田を軸とする先発ローテーションは、これまでに40試合でリーグ最多となる26試合でクオリティ・スタートを記録しています
クオリティ・スタートとは、投手が6回以上を投げた上で、自責点を3点以下に抑える良好な成績を指します
この安定したパフォーマンスは、チーム成績にも好影響をもたらし、17勝9敗という貯金を生んでいます
しかし、打線の力不足も浮き彫りとなっています
現在、西武はリーグ最少の15本塁打で、特に長打力が欠けている状態です
そのため、今回、イースタン・リーグで打率4割9厘、4本塁打、11打点と復調が見られたレアンドロ・セデーニョ選手(26)が、4月23日以来の一軍登録を果たしました
しかし、この試合では、かつてオリックスに在籍していたセデーニョを温存する決断を下しました
西口監督は「もともと来週からの起用を考えていた」と語り、次の楽天戦に向けての準備を優先させた形です
上位打線では西川、滝沢、渡部、ネビンといった選手たちがいい形でつながりを見せていますが、球団フロントの一人は「これから打線が苦しくなる時期が必ず来る
打球の飛びが一変する打者が1人いれば戦い方も変わる」と期待を寄せています
セデーニョの打撃が爆発すれば、チームの再建や優勝争いへの大きな原動力になることが期待されます
彼がスピードボールへの対応をいかに修正し、パフォーマンスを発揮できるかが今後の鍵となります
西武ライオンズの現在の打線の課題と、セデーニョ選手の復帰がもたらす影響について考えると、期待と不安が交錯します。特に打撃力の不足が目立つ中、セデーニョ選手が加入することで打線にどういった変化がもたらされるのか、観察が必要です。
ネットの反応
西武のセデーニョ選手について、ファンの間で多様なコメントが寄せられています
選手を古巣のオリックス戦で温存する理由に疑問を持つ方が多く、同選手がボロボロになってしまうことを避けるためではないかとの意見も見られました
また、選手登録が可能な時期であるため、他の左主砲候補を探してほしいという希望も寄せられています
オリックス戦では基本的に先発メンバーは変わらないと考えられていますが、セデーニョ選手の活躍を期待する声も多く、「とりあえず温存する」と前向きに捉えるファンもいます
ネットコメントを一部抜粋
温存ていうか、情報の多いオリックスで使ってボロボロだったら補強失敗て言われるから使わなかっただけじゃ?
打つのが仕事の助っ人を上げたのになんで使わないのかなぁと。
おりックス時代からセデーニョは使い始め頃はホームランを連発するが、慣れた頃に不調になるバイオリズムを持っている。
これから打線が苦しい時が来る
選手の起用については、二軍での好調を受けての期待が高い一方、今後ずっとオリックス戦で使わないのではという不安もある。
キーワード解説
- クオリティ・スタートとは?
- 打率とは?
- 本塁打とは?
- スピードボールとは?

