これまでに14試合に登板し、成績は0勝1敗、防御率2.45という優れた数字を記録している（20日現在）
特に注目されるのは、自己最速を更新する150キロ超えの直球で、彼の成長を示す重要な指標となっている
身体の変化とメンタル面での成長
遠藤は、自身の投球フォームを改良し、進化した姿を見せている彼は「去年と比べて真っすぐで勝負できていますし、空振りも奪えている
別人みたいです」と述べ、自己評価も高めている
昨シーズンは2軍で21試合に登板し、5勝2敗、防御率1.74を記録したが、本人は「感覚は悪かったが、抑えられていた」という矛盾を抱えていた
しかし、今シーズンは数字だけでなく、投球内容も格段によくなっている
球速向上のカギは新フォーム
最大の変化は平均球速の向上であるこのシーズンは、昨年までの130キロ後半から140キロ前半の球速帯を脱し、4月19日の阪神戦では151キロを計測した
これには藤井ヘッドコーチからのアドバイスが影響しており、球速にもこだわるよう求められたことが転機となった
遠藤は昨オフにフォームを改善し、左足を約30センチ三塁側へ踏み出すように変更した
この新しい動作が、上半身と下半身の捻転差を生み、球に力強さをもたらした
メンタル面の変化が成績向上を後押し
また、遠藤はメンタル面でも成長を遂げている彼は「自分に対して過度に期待しなくなった」と語り、打たれても冷静に次に向けられるようになったことが、好成績に繋がっていると分析する
今後の展望
今後は先発としても調整していく意向を示している彼は「どこでも投げられることをアピールしたい」としながら、1軍昇格のチャンスを待ちながら理想の投球を確立していく考えを述べている
過去には1軍で先発ローテ入りし5勝をマークした経験もある彼だけに、期待が高まる
選手プロフィール
- 選手名:
- 遠藤淳志
- 生年月日:
- 1999年4月8日
- 年齢:
- 26歳
- 出身地:
- 茨城県
- 身長・体重:
- 186センチ、90キロ
- 投打:
- 右投げ右打ち
- ドラフト:
- 2017年ドラフト5位で広島に入団
- プロ初勝利:
- 2019年8月21日ヤクルト戦にて
ネットの反応
広島東洋カープの投手、遠藤が8年目を迎え、彼の投球が注目されています
ファンからは「ついに覚醒か？」という期待の声が上がる一方で、彼の球速が向上したことに対する関心も集まっています
しかし、「速くてもまた打たれるのでは？」という懸念もあり、彼の能力を引き出すためにメンタル面の改善が必要であるとの指摘が多く見られます
散発する四球が彼のパフォーマンスに影響を与えているとの意見も多く、特に「四球も単打と同じ」といった意見が印象的です
このままだと1軍での通用が難しいのではと心配する声もありつつ、高評価を獲得したのは事実で、「球速が上がったことがどう影響するか見てみたい」という期待感が漂っています
他の選手との入れ替えを求める声もあり、「森や玉村との交代を視野に」という意見から、遠藤に対する高い期待が伺えます
中田選手と同じ高校出身の鈴木選手の影響を考えると、焦らずに自分のスタイルを確立してほしいという願いも寄せられており、彼の成長に期待が寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
元々キレのある球投げてたけど、球筋が綺麗すぎて打者からは見やすかったんかなぁ？
四球も単打と同じなんだよね、遠藤君。
遠藤ついに覚醒か？！
ホンマかいなマジなら最高やで。
とにかくメンタル面の改善が最大の課題。
キーワード解説
- プロ野球とは？
- ウエスタン・リーグとは？
- 防御率とは？
- 直球とは？
- フォームとは？
