ロッテ・八木彬、進化するピッチングスタイルが注目を集める

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ロッテ・八木彬投手が今シーズン、ストレートとツーシームを駆使した新たなピッチングスタイルで注目を浴びている

このスタイルは、彼が昨季途中に軍監督のサブローから受けたアドバイスを基に進化したもので、打者を打ち取るための新たな武器として機能している

ピッチングスタイルの進化

八木選手はストレートとツーシームの両方に手応えを感じていると語り、「体が開かないのでどちらも威力がある」と自信を見せている

ストレートは力強いものの、前回は「綺麗すぎて怖さがなかった」という自覚から、より「汚い球」を投げることを目指すようになった

この「汚い球」とは、変化球のように打者を迷わせる度合いを指す

ツーシームとストレートの使い分け

昨シーズンの秋には、ストレートを投げる予定がないと話していた八木選手だが、今シーズンはツーシームを多投し、体が開いてしまうことに気づき、再びストレートも投げている

この使い分けの意義は、打者に対して異なる球種を見せることで混乱を図り、好成績を狙うところにある

フォークとスライダーも強化

また、今季の八木選手はフォークも鋭い落ちを見せており、4月30日のオリックス戦では143キロのフォークで空振り三振を奪った

彼自身は「完成度はまだまだ」と語り、さらなる精度向上を目指す姿勢を見せている

さらに、縦気味の軌道のスライダーも披露しており、今後の球種の多様化が期待される

シーズンでの成績と今後の展望
八木選手は今シーズン、6試合に登板し、2ホールド、防御率2.70という好成績を収めている

彼は「ストレートやツーシームをしっかり活かせている」と自己分析し、すべての場面で抑えられる投手を目指すと宣言している

新たなピッチングスタイルで、打者を打ち取ることが今後の目標だ

八木選手が新たなピッチングスタイルで挑む姿勢は、野球ファンにとって重要な情報です。彼のストレートとツーシームの使い分けやフォークの精度向上は、チームにとっても大きな武器になります。新しい戦略に取り組む彼の成長は、今後の試合でも注目されるでしょう。
キーワード解説

  • ストレートとは?:ピッチャーが最も基本的に投げる直球で、ボールが真っ直ぐ進む球種です。
  • ツーシームとは?:ストレートの一種で、ボールが縦に変化することで打者を惑わせる球種です。
  • フォークとは?:ボールが急激に落ちる変化球で、打者の打撃を妨げる効果があります。
  • スライダーとは?:ボールが横に変化する球種で、打者のタイミングを崩すために用いられます。

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