巨人、戸郷が開幕から5戦未勝利の苦境 野口氏が分析するタイトル防衛の厳しさ

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2025年5月21日、巨人は阪神戦での苦戦が目立っており、4月の戦績は6勝10敗と不振が続いています

リーグ連覇を狙う中で、首位の阪神から3.5ゲーム差の4位となっており、優勝争いが厳しくなっています

専門家である野球評論家・野口寿浩氏は、今季の巨人の状況を分析しました

巨人の投手陣に課題

チームは中日から獲得した守護神ライデル・マルティネス投手を中心に、防御率の改善を目指していましたが、実際のところ防御率は2.90とリーグ5位にとどまっています

昨季は防御率2.49でトップでしたが、先発投手陣の不調が影響していると、野口氏は指摘します

戸郷翔征投手の成績

特に戸郷翔征投手の成績が目を引きます

20日の阪神戦では初回に3失点を喫し、4回で降板する結果となり、本シーズンの成績は0勝4敗、防御率7.52にまで落ち込んでいます

このような成績はチーム全体に暗い影を落としています

中継ぎ陣も苦戦

中継ぎ陣も前日の中日戦において、昨季の新人王船迫大雅投手と中川皓太投手が1イニングに2点ずつの失点を記録するなど、逆転を許してしまいました

野口氏は中継ぎ投手の信頼を失うことはあまりないとしながらも、昨季のセットアッパーであったバルドナード投手の調子が上がらないことが痛手であるとコメントしています

チームの運命の鍵
バルドナードは昨季、58試合に登板し2勝3敗9セーブ、防御率2.44という実績を持ちながらも、今季は防御率6.75で不振が続いています

これを受けて、野口氏は戸郷と岡本和真選手が本来の力を取り戻さない限り、チームは厳しい状態が続くと警鐘を鳴らしました

現在の巨人の苦しい状況は、多くのファンにとって心配なものです。特に主力選手である戸郷投手と岡本選手のパフォーマンスが不安定であることが、チームの運命を左右する要因となっているようです。これからの試合で、両選手がどれだけ復調できるかが、巨人の今後にとって非常に重要になるでしょう。
ネットの反応

最近のコメントでは、巨人の野球チームに対する指摘が多く寄せられています

特に、先発投手や勝ちパターンのリリーフは盤石であるものの、打撃力に問題があるという意見が目立ちます

具体的には、野手の出塁率やクリーンアップの打撃パフォーマンスが悪化しているため、試合を勝つのが難しい状況です

また、主力選手が欠けている中で若手選手をどう育成するかという点にも意見が分かれているようです

さらには、過去の経験から期待されるバッティングコーチを呼ぶべきだとの声や、選手起用に疑問を呈するコメントが多く見られます

特に、戸郷選手や岡本選手の怪我がチームに与える影響が大きいとされています

また、若手選手がファームとの行き来が多く、レギュラーを保てない現状に対する不満も表現されています

一方で、監督の采配やチームのウィークポイントについての厳しい意見もあり、外部の新しい監督やコーチを導入する必要があるとの声も聞かれます

ファンからは、巨人の選手交代や育成方針に関する改善を期待する声があり、特に若手選手にもっとチャンスを与えてほしいとの要望が目立ちます

このように、巨人に対する意見は様々ですが、全体としては今後の改善を期待する声が強いことが伺えます

ネットコメントを一部抜粋

  • 勝ちパターンが盤石でも野手で後れを取ったら勝つのは難しいってことですね。
  • ラミちゃんをコーチでも通訳でもなんでもいいから呼んで、バッティングを見守らせたいな。
  • ポジティブに捉えて、次世代主力選手を我慢して育成する采配と覚悟は全く阿部には感じられない。
  • ピッチャーが抑えていても点が入らなければ勝てない。
  • 若手を我慢して育てろよ。勝つ気あるの?
キーワード解説

  • 守護神とは?守護神は主に試合の最後に登板し、勝利を守る役割を持つピッチャーです。試合の流れを変える重要な存在です。
  • 防御率とは?防御率はピッチャーの成績を示す指標で、与えた得点を投球回数で割って計算されるため、低い数字が良い成績を意味します。
  • 中継ぎとは?中継ぎ投手は試合の途中で登板し、先発投手と守護神の間をつなぐ役割を果たします。その成績はチームの勝敗に大きな影響を与えます。

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