フレッシュオールスター(7月20日、丸亀)のウエスタン選抜に推薦された大石航投手(23歳、藤枝明誠高出)が、先発として登板し、7回途中で2失点(自責点1)を記録し、見事に3勝目を挙げました
大石投手は、身長183センチの左腕で、試合の中で示したパフォーマンスが、フレッシュ球宴への出場を強くアピールしました
4回には味方の失策が響き、2点を失いますが、6回2/3を投げて3安打と3四球に抑える安定したピッチングを見せました
対戦相手には、プロ経験豊富な水谷、マルティネス、清水優、田宮、上川畑らが並んでおり、そうした強力な打線に対しても、「打たれてもいいという気持ちで投げました」と笑顔で振り返りました
フレッシュ球宴の出場推薦選手が22日に発表され、くふうハヤテからは合計8名が選出されました
最終的な出場選手は各リーグごとに監督による選考を経て決定され、発表は6月20日となる予定です
昨年のフレッシュ球宴では、早川太貴投手(25)や増田将馬外野手(26)が出場しており、早川選手はドラフトで阪神から育成指名を受けました
大石選手は、「自分も選ばれて、ドラフトに向けて良い流れに乗りたい」と意気込みを語りました
静岡・榛原郡吉田町出身の大石選手は、藤枝明誠高のエースとして同校初の県優勝に貢献した経験を持ち、福岡の日本経済大学を経て今季くふうハヤテに加入しました
これまでの成績は9試合登板で3勝3敗、防御率は3.72に達しており、直球の最高速度は147キロに達しています
また、元日本ハムの中村勝投手コーチ(33)から配球に関するアドバイスを受け、自信を深めたと語っています
そんな中、篠原玲央外野手(23)も注目すべき存在です
彼は3回に先制打を記録し、スタメンとして活躍
フレッシュ球宴の選出については、「年齢が近く、すごい選手が集まる場なので、ぜひ出たいです」と語り、意欲を燃やしています
監督の赤堀元之氏は、篠原選手の走塁や守備に加え、打撃時のコンタクト率の向上を高く評価しています
試合を通じて大石航選手が示したパフォーマンスは、彼の成長を如実に表しています。また、篠原選手も含め、若手選手たちの活躍が次世代のスター選手を生むきっかけになればと期待が高まります。
キーワード解説
- フレッシュオールスターとは?プロ野球の選手達が集う夏の一大イベントで、将来が期待される選手たちが一堂に会する機会です。
- 自責点とは?投手がランナーを返すことに評価される失点のことで、自己の責任で奪われた点数を示します。
- 配球とは?捕手が投手に対して投げる球の種類やコースを指示することで、戦略的な要素が含まれます。

