この記録は、プロ野球通算で56人目の達成者となり、平成生まれとしては初めての快挙となります
浅村選手は、2010年の西武時代からプロキャリアをスタートさせ、初出場時には代打として出場し、初安打と初打点を同時に記録しました
その後、17年のキャリアを経て遂に大台に達することとなりました
楽天でこの記録を達成したのは、2015年に松井稼頭央選手が達成して以来、実に10年ぶりとなります
平成生まれの初記録
浅村選手は1990年11月12日生まれで、過去の56人の中で川上哲治選手が大正生まれであり、その他54人が昭和生まれという中で、平成生まれとして初めてこの偉業を達成しました年齢別の記録
浅村選手が34歳6カ月で達成したこの記録は、68年に榎本喜八選手が31歳7カ月で達成したのに次ぐ、歴代7位の若さでの記録達成となりますまた、右打者としては3番目に若い達成者でもあります
多様な投手から安打
浅村選手は、これまでに496人の投手から安打を成功させており、その中でも涌井選手(中日)や加藤貴選手(日ハム)からは30安打を記録していますこのような素晴らしい対応力により、対戦した209人の投手の中で無安打なのは渡辺選手(西武)のみという成果を残しています
二塁手としての位置づけ
浅村選手は、主に二塁手として1261試合に出場しており、二塁を1000試合以上守った選手の中では高木守道選手や山崎裕之選手に次いで5人目に当たります浅村選手の2000安打達成は、平成生まれとしては初めての偉業であり、これまで努力と成果を重ねてきた証でもあります。若い選手にも大きな励みとなるでしょう。今後も彼の輝かしいキャリアに期待が寄せられます。
キーワード解説
- 2000安打とは?プロ野球選手が通算で達成した安打の合計が2000本以上であることを示します。これにより選手の実力や耐久性が高く評価されます。
- 二塁手とは?野球におけるポジションの一つで、主に内野に位置し、二塁を守る選手です。守備や打撃の両方でチームに重要な役割を果たします。
- 対応力とは?選手が相手の投手やプレースタイルに対してどれだけ迅速に反応し適応できるかを示す能力を指します。この能力が高い選手は多くの投手から安打を得やすいです。

