この快挙はプロ野球史上で56人目、また平成生まれの選手としては初となり、34歳6か月での到達は史上7番目の早さです
浅村選手はこの日、初回に山崎投手から右前に適時打を放ち、2000本目の安打を記録
さらに、今年の4月22日には通算300本塁打も達成しており、同一年に300本塁打と2000安打を達成した選手は非常に珍しいのです
浅村選手は2008年のドラフトで西武ライオンズに入団し、2010年にプロデビューを果たしました
西武時代の10年間で1178本の安打を放ち、08年オフにはFA(フリーエージェント)で楽天に移籍しました
その後、プロ17年目での大台到達となりました
浅村選手は西武時代に共にプレーした外崎修汰選手(32)とともに「チーム打率2割7分3厘、196本塁打、792得点」の強力な打線「山賊打線」を形成し、18年にはリーグ制覇を果たしています
外崎選手は、浅村選手の特徴として「3種類ほどのタイミングを使い分け、相手投手に応じてアプローチを変える」ことを挙げ、彼の打撃技術を称賛しました
外崎選手は「浅村はちゃんと相手投手のデータを意識して打席に臨み、チャンスでしっかりと決める
投手にとっては非常に厄介な存在」とその実力を称えつつ、カーブを打つ技術の高さにも言及しました
「だから浅村さんにはカーブを投げるなと言われています」と笑いを交えつつ祝福の言葉を贈りました
浅村選手の2000安打達成は、非常に意義のある出来事です。プロ野球における安打数は選手の実力を測る大きな指標のひとつであり、特に彼のように年齢制限のある中での達成は、若い選手たちにとっても大きな目標になるでしょう。外崎選手のコメントからも彼の技術や打撃に対する姿勢の高さが伺え、今後の活躍も楽しみです。
キーワード解説
- 通算安打とは?:選手がプロとしてのキャリアを通して記録した安打の総数のことです。
- FA(フリーエージェント)とは?:選手が契約の有効期限が切れた後、他のチームと自由に契約できる権利のことを指します。
- 動作解析とは?:選手の動きをデータとして分析し、技術向上に役立てるための手法のことです。

