ホールドもつかないマウンドで黙々と
守護神の座から遠のきながらも、チームのために全力を尽くす姿勢を崩さない山﨑康晃投手11年目を迎えた彼は「人間なので、いろいろな気持ちはありますよ
しかし今は、グッと歯を食いしばって頑張る時期なのかと感じています
必要な時期なのかなと思います」と語った
今シーズンは、オープン戦から始まり、森原康平選手や助っ人右腕ローワン・ウィックが故障で不在になるというチームの厳しい状況を迎えた
そのため、山﨑が守護神の役割を担うことが期待されたが、三浦大輔監督は新守護神に肩の手術から復帰したばかりの入江大生選手を指名した
山﨑は、自身の3戦目でセーブを挙げたものの、4月5日の広島戦で敗戦投手となったことがきっかけで、出番がビハインドや大差の場面に限られるようになった
その結果、10日以上も登板間隔が空くことがあるなど、厳しい状況に直面している
それでも、山﨑は与えられた役目を真摯にこなし続け、「これはチームが選択した結果」と受け止めている
彼は「僕は今までの野球人生で反旗を翻したことはないです
私が感情を表に出すことで、ブルペンのバランスが崩れてしまうから」とその決意を語る
この厳しい状況を支えるのは、横浜のブルペンで培った絆やプライドだ
山﨑は、ルーキーイヤーの2015年を振り返り、当時の先輩投手三上朋也さんの支援が自身にとっての大きな財産であったことを回想した
三上さんは怪我で離脱後、帰ってきた彼を快く迎え入れ、苦しい時期に背中を押してくれたという
山﨑康晃選手が守護神の座から外れ、厳しい立場にいる中でも真摯にプレーを続ける姿は、多くのファンに感動を与えています。選手たちが互いに支え合う姿勢やチームの一体感が、競技の魅力を増していることを感じさせます。今後の彼の奮闘に期待したいです。
ネットの反応
コメントには、山﨑康晃選手に対するさまざまな意見が寄せられています
長年にわたる功労者であり、その過去の栄光を知っているファンからは、現在の厳しい状況がもどかしいとする意見が多く見受けられます
また、山﨑選手自身が抱える複雑な感情や葛藤に共感する声もあり、彼が復活することを心から願っているファンも多数います
一方で、プロとしての厳しさや結果主義を批判する意見もあり、選手のパフォーマンスがチームや自身の将来にどのように影響するかについて考えさせられます
コメントには、「企業ならリストラ対象」、「現役時代に戻って欲しい」といった厳しい意見の中で、彼の人間力や努力を評価する声も併せてありました
特に、「250セーブだけでなく300セーブを目指すべき」という期待は、彼に寄せられる期待の高さを物語っています
また、「人間的に成長した」という言葉からも、山﨑選手の内面的な変化が伺えます
選手仲間の評価やファンの思いに対し、今後のプレーにどう応えていくのかが注目されます
加えて、監督やコーチ陣に対する意見もあり、チーム全体の方向性についての議論も展開されています
全体として、山﨑選手の今後に期待しつつ、その葛藤や課題への理解を深めるようなコメントが多く寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
長年の功労者で良い時を知っているからこそファンとしても現状が凄くもどかしい。
いつか引退が来る。企業なら100%リストラ対象だぞ。
今の康晃が投げている場面は3億円投手が投げなきゃいけない場面か?
ヤスアキは苦労を重ねた分人より人間力が凄いのは誰もが認めるところです。
ヤスアキは全盛期ルーキー時の一番良かった頃の体重に戻すべき。
キーワード解説
- 守護神とは? 守護神(しゅごしん)は、野球チームにおいて試合の終盤に登板し、リードを守る重要な役割を担うピッチャーのことを指します。
- セーブとは? セーブは、ピッチャーが試合を終了する際にリードを守り、勝利に貢献することで記録される成績のことを言います。
- ブルペンとは? ブルペンは、試合中に投手がウォーミングアップを行うためのエリアであり、控え投手たちが登板の準備をする場所です。
- クローザーとは? クローザーは、試合の終盤に登板し、勝利を収めるための最後のピッチャーのことを示します。
- 敗戦投手とは? 敗戦投手は、試合の結果において自チームが敗れた場合、その原因を作ったピッチャーに与えられるタイトルです。

