中日が敗北を喫したのは、9回に登板したマルテのバント処理での2度の悪送球が影響し、相手に致命的な4点を失ったためだ
試合の序盤、阪神のドラフト1位左腕である伊原は好投を続け、先発の中日・松葉と共に緊迫した試合展開を作り出していた
中日が伊原を苦手としていた中で、5回には山本、松葉、岡林による連打で同点に追いついたが、伊原はその後も冷静さを保ち、6回にはクリーンアップを三者凡退に抑えた
伊原は6イニングを投げて4安打1失点という内容で、勝敗はつかなかった
元中日投手で本紙評論家の川上憲伸さんは、伊原のピッチングを評価し、「新人とは思えないストレートと変化球のコンビネーションが魅力だが、その投球フォームに2段モーションの工夫と精神力があるのだろう」と語った
伊原はこれまでの6試合で3勝1敗、防御率1.25という素晴らしい成績を残しており、中日戦では3試合で1勝0敗、15イニング2/3を1失点、自責点はゼロと中日打線に対しての強さを示している
また、伊原は3回に走者としての良いプレーも見せた
送りバントを失敗した後でも、果敢に本塁を狙い、近本の二塁打を受け止めつつ本塁に滑り込んだが、アウトになってしまった
この走塁について川上氏は「素晴らしい判断力と走塁だった
投手であっても攻撃に貢献する姿勢は重要であり、外野の動きを見極めて本塁を狙うその果敢さは評価に値する」と称賛した
この試合では、阪神の若手投手・伊原が素晴らしいピッチングを見せた一方、中日の守備ミスが影響し、試合の結果が左右されました。特に、ピッチャーが果敢に走塁しようとする姿勢は、彼の将来に期待を持たせるものです。このような若手選手の成長が見られることは、プロ野球全体にとっても良い兆しでしょう。
ネットの反応
阪神のドラフト1位に指名された左腕の伊原選手に対するファンのコメントが多く寄せられています
伊原選手の投球に関する評価は高く、「新人とは思えない投げっぷり」とか「安定感はNo.1かもしれない」と称賛する声が大半を占めています
コントロールの良さや失投が少ない点が特に評価されており、「粘り強くこれからも投げてほしい」との期待が込められています
また、若干の疲労や夏場でのパフォーマンス低下が心配される一方で、体のケアをしながらの活躍を望むコメントも目立ちます
さらに、伊原投手が先発ローテーションを守り続けることで二桁勝利を挙げるのではないかという期待感も強く表れています
一方で、3回に見せた走塁には賛否が分かれており、「怪我のリスクを考えるべき」といった慎重な意見が上がる一方、「全力で点を取りに行く姿勢が素晴らしい」と評価する声もあります
このように、伊原選手のプレーに対するファンの反応は多様であり、彼の成長を見守る雰囲気が強く感じられます
将来的にはさらなる活躍を期待するコメントが多く、「応援してます」という言葉が層を成していることが印象的です
全体として、伊原選手に寄せられる思いや期待感は非常に高く、今後の活躍に大いに期待が寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
新人と思えない投げっぷりと落ち着きは見てて安心します。
こんな選手が24歳まで売れ残っていたなんて。
伊原の好投って言うけど、今の中日相手では誰が投げても好投するのでは。
伊原は見ていても実に気持ちが良いし安心していられる。
伊原の加入が投手陣に厚みをもたらしたな。
キーワード解説
- 2段モーションとは？投球時にピッチャーが身体を上下に動かすことで、球速を上げたり、打者に対して球筋を見せにくくする投球スタイルの一つです。
- 防御率とは？投手が投球したイニングに対して、与えた得点の数を数え、それを基に算出した数字で、低いほどピッチャーの成績が良いことを示します。
- クリーンアップとは？野球において打順の中で4番から6番の選手を指し、主に長打を打つ力を持つ選手が多い位置です。
