これまで定位置の三塁の後ろから、内野手の背中を観察していた佐藤選手は、計3度の守備機会を無難にこなしました
公式戦初左翼守備
佐藤選手は試合前の練習で、外野守備兼走塁チーフコーチの筒井氏から約15分間のノックを受け、フェンス際やライナー性の打球に対する準備を整えました試合では、初回にカリステ選手の左翼線への二塁打を処理し、9回には代打・ブライト選手のフライをしっかり捕球しました
試合後、佐藤選手は「難しさもありましたが、今後もあるかもしれないのでしっかり練習して、守れるように頑張ります」と語りました
打撃でも活躍
さらに、打撃面でも注目の成績を収めました「4番・左翼」で出場した佐藤選手は、2回の第1打席で右前に安打を記録し、6回と9回にも中前打を放ち、この日3度目の猛打賞を達成し、打率は0.294まで上昇しました
左翼がウイークポイントとされる阪神にとって、この活躍は大きな意味を持ちます
監督のコメント
阪神の藤川監督は佐藤選手の今後について「レフトもライトもある」と述べ、さらに他の選手の起用法についても言及しました「チームが活性化していくためのところ」とし、森下選手の左翼起用の可能性も示唆しました
2021年から2年間は主に右翼で出場していた佐藤選手ですが、三塁および外野で4番を支え続ける姿が期待されています
今回の佐藤選手の活躍は、阪神にとって大きな意義があります。特に左翼の守備が課題とされていた中で、彼が新たなポジションにチャレンジし、成功を収めたことはチームにとってプラスの影響をもたらすでしょう。また、打撃面での成績も上昇していることから、今後の試合でもさらなる活躍が期待されます。
ネットの反応
阪神の佐藤輝明選手が初めてレフトで守備に就き、打撃でも素晴らしいパフォーマンスを披露したことに多くのファンが関心を寄せています
コメントの中には、サードからレフトへの守備にあまり違和感がないという意見が多く寄せられています
特に、サードとレフトは視界が似ているため、守備に対する安心感があるという意見が多数ありました
レフト守備は内野から外野への移動だけではなく、外野から内野への守備の難しさも指摘されていますが、佐藤選手の強肩や走力が外野での有利さを強調する声もあります
試合中の動きに対しても好意的な見方が多く、一部のファンは「守備が無難で安心できた」といったコメントを残しています
また、佐藤選手をレフトで起用することで攻撃的な布陣が敷けるという意見や、今後のポジション固定や代打陣の強化についての議論も起こっています
ポジションの固定についてはファンの間でも賛否が分かれ、選手の能力を考慮した運用が求められるといったコメントも見受けられました
将来的には佐藤選手がサードに戻ることを希望する声や、彼の守備能力に期待するコメントもあり、他の選手がどう奮起するかが重要視されています
結局、現状のチーム状況を踏まえると、守備や打撃に関してファンは期待しつつも、慎重な様子をうかがわせており、次の試合に向けた議論が続いている様子がうかがえます
ネットコメントを一部抜粋
サードからレフトなら、サードと見る角度はほとんど同じだから、そんなに違和感はないと思う。
試合中に内外変えることさえなければ選択肢としてアリだと思う。
前監督の方針もあって複数ポジション守らせることを嫌うファンも多いけれど、ポジション固定にも良し悪しがあって、固定することが必ずしも正しいとは限りません。
長野県民としたら同郷の高寺の活躍を信じていたが、数試合出ると厳しい。
やっぱりレフトが肩が強いと安心感あるわ!ボールに追いつくのも早いしな!
キーワード解説
- 外野守備とは?:外野守備は、野球のポジションで内野の後方に位置するポジションで、フライボールや深い打球を捕る役目を担っています。
- 猛打賞とは?:猛打賞とは、1試合で3安打以上を記録した選手に与えられる称号で、打撃の好調を示します。

