オリックス、ロッテ相手に劇的な逆転劇も実らず6点差逆転に失敗

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<ロッテ6-4オリックス>◇27日◇ZOZOマリン プロ野球では、オリックスがロッテとの対戦において、9回に猛反撃を見せるも、最後は力尽きてしまった

この試合では、オリックスの先発投手、九里亜蓮(33)が苦手としているZOZOマリンでの登板に挑んだ

九里投手は、広島時代からこの球場での成績が振るわず、2016年と2018年に登板して以降、通算で2試合2敗、防御率16.43という厳しい数字が残っている

試合の2回、1死一、二塁の場面で、ロッテの高部選手に低めの変化球を捉えられ、右越え適時二塁打を許した

その後も中犠飛や藤原選手の中前適時打が続き、この回に3点を失うこととなった

さらに6回にもピンチを招き、2死満塁の状況に

しかし、最後は藤岡選手を空振り三振に仕留め、一息つくことができた

最終的にこのイニングでは115球を投げ、8安打3失点という結果に終わったが、粘りを見せる投球内容であった

一方、オリックスの打線は7回までロッテ先発の田中晴投手を打ち崩せず、わずか2安打に抑えられていた

だが、9回には反撃のメドが立った

代打の来田涼斗(22)が右中間へ二塁打を放ち、続く広岡大志(28)も中前打でチャンスを広げ、無死一、三塁とする

その後、西川龍馬(30)が中前適時打を放ち、1点を返すことに成功した

さらに、暴投で無死二、三塁のチャンスを迎え、紅林弘太郎(23)の中前適時打でもう1点を加えた

最後は杉本裕太郎(34)の犠飛で4点目を奪ったものの、結果的に2点差に迫るも逆転には至らなかった

オリックスがロッテ戦で見せた反撃は胸を打つも、勝利には結びつかなかった。特に九里投手の不安定な投球から始まった試合を、打線が巻き返す姿はチームの意気込みを感じさせたが、最後の詰めが甘かった。応援の力も感じたが、やはり結果がすべてのプロスポーツである。
キーワード解説

  • 九里亜蓮とは?:九里亜蓮はオリックス・バファローズに所属する投手で、左右の手首の可動域が広く、変則的な投球フォームを持つことで知られています。
  • 防御率とは?:防御率は投手の成績を示す指標で、投球回数に対する自責点の割合を表します。数値が低いほど優れた投手とされます。
  • 中犠飛とは?:中犠飛は、ランナーが得点するために打者が打った高いフライで、外野手が捕球してもランナーが進むことができるプレーです。
  • 暴投とは?:暴投は、捕手が捕れない球を投げることを指します。これにより走者が進塁する場合、状況が大きく変わることがあります。

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