これは自身6試合ぶりの勝利を目指す重要な一戦となります
現在リーグトップタイの6勝を挙げている阪神の村上投手との投げ合いは、今季早くも4度目
これまでの対戦成績は1勝1敗と互角の戦いを繰り広げています
曇り空の下、マツダスタジアムに登場した森下は、リラックスした表情で最終調整を行い、自身の好調状態をアピールしました
”やることは変わらない
マウンドに上がる以上は責任がある
勝てる試合をつくれたら”と語った彼は、静かな口調ながらも確固たる意志を見せています
ただ、森下は現在3連敗を喫しており、前回の勝利は4月18日の阪神戦以来
直近5試合の中で4試合では、クオリティースタート(QS)を達成しているものの、白星がついていない状況が続いています
クオリティースタートとは、先発投手が6回以上を投げ、自責点が3点以下に抑えることを指し、安定した投球内容を示す指標として重要です
今回の試合での相手は阪神の村上投手
開幕戦を含む既に4回の対戦で、森下は彼の好調な投球に警戒しており、「最少失点で勝てるようにやりたい」と意気込んでいます
阪神の打線は、出塁率の高い近本選手や中野選手が1、2番を務め、攻撃力が高いチームです
走者を背負った場面での投球が鍵となるでしょう
森下投手は、試合前の指名練習で汗を流しながら、ホームゲームのアドバンテージに期待を寄せています
”準備もしやすいし、環境も整っている
ホームゲームで勝つことが一番
”という言葉からも、彼の勝利への強い意気込みが伝わります
今季の森下と村上の対戦成績
| 日付 | 対戦結果 | 森下の成績 | 村上の成績 |
|---|---|---|---|
| 3月28日 | 森下敗戦 | 7回・自責点3 | 8回・無失点 |
| 4月18日 | 森下勝利 | 完投・自責点2 | 5失点(今季ワースト) |
| 5月16日 | 広島勝利 | 7回・自責点2 | 2失点 |
キーワード解説
- クオリティースタートとは?先発投手が6回以上投げて自責点が3点以下の成績を指し、安定した投球を評価する基準です。
- 阪神戦とは?広島カープと阪神タイガースの間で行われる試合を指し、両チームにとって重要な対戦となります。

