特に注目を集めたのが、フランミル・レイエス外野手(29)と万波中正外野手(25)の強力なバッティングで、双方が節目の10号本塁打を記録した
試合の流れ
試合は六回に動きがあったこの回、1点リードの場面で、レイエスが内角の13球目を待ち受け、143キロの速球をフルスイングで捉え、左中間にホームランを放った
打った瞬間、レイエスはバットを投げ上げ、会心の一撃に喜ぶ姿を見せた
「本当にちょっとおこっていた」と冗談交じりに明かしたレイエスは、先に打席で空振り三振を喫しており、その悔しさを次の打席で発散したと語った
万波の一撃
続く八回、万波も負けじと同じくホームランを打った2点リードの場面で、フルカウントからの11球目に右越えのソロアーチを描き、これにより出場14試合目で10号本塁打を記録した
万波は手をくるくる回しながら喜びを表現し、「ライバルではなく、本当に良きチームメート」とレイエスを称賛した
監督のコメント
試合を通じて、長打力と投手力がチームの強みを発揮したことに、新庄監督は「バッティングコーチ、ピッチングコーチ、選手に聞いてちょうだい」と、自身よりもチーム全体の努力を称えたまた、交流戦前には5カードぶりの勝ち越しが決定し、今後の戦いに大きな勢いをもたらした
今回の試合では、日本ハムの選手たちの素晴らしいパフォーマンスが光りました。特に、レイエス選手と万波選手のホームランがチームの勝利に大きく貢献しました。両選手の競い合いがチームをさらに活性化している様子が見受けられ、これからの試合も楽しみです。監督がチーム全体の頑張りを称えたことも印象的でした。
キーワード解説
- ホームランとは?:野球において、打者が球を打って自ら塁を回って本塁に戻ることを言い、相手チームの守備を無視して得点が認められるプレイのことです。
- フルカウントとは?:野球のカウントが3ストライク、2ボールの状態を指し、次に投球された球がストライクならバッターはアウト、ボールならバッターは一塁に進めるという緊迫した状況です。
- 外野手とは?:野球の守備位置の一つで、内野の後方に位置し、飛んできたボールを捕ったり、打者の打ったボールを追いかける役割を担います。

