ペナントレースの順位を大きく左右するこの大会に、ファンの期待が高まる中、普段は対戦しない“別リーグの主力選手”たちへの注目も集まっている
この特別な期間を楽しむために、東京ヤクルトスワローズの注目選手たちを紹介する
石川雅規:24年目の大ベテランは交流戦歴代最多の30勝目を狙う
今年1月に45歳を迎えた石川雅規選手は、プロ野球界で最年長の存在であり、今シーズン初登板となった4月9日の阪神戦では5回3失点という好投を見せたこの試合で石川選手は、プロ入りから24年連続で勝利を挙げるというNPB(日本プロ野球)新記録を樹立した
その後、彼は既に2勝を挙げており、通算188勝に達している
節目の200勝まであと12勝となった
昨年のセ・パ交流戦では、楽天との試合で降雨コールドとなったものの5回無失点で歴代最多となる通算29勝目を記録しており、まずまずの相性を持つ
最近は、登板翌日に抹消される“投げ抹消”の傾向が続いているため、セ・パ交流戦でも同様の起用が予想され、登板は恐らく2試合になる見込みだ
200勝に迫る石川選手の登板は見逃せない
サンタナ:ヒゲをバッサリ剃った来日5年目の強打者
東京ヤクルトスワローズの今シーズンの打撃陣が主力選手の離脱に苦しむ中、来日5年目を迎えたサンタナ選手がその重圧を支えている昨年と一昨年にわたって打率3割を維持し、安定した成績を記録してきたサンタナ選手は、今シーズンの開幕ではやや出遅れを見せ、10試合で打率が1割台という厳しい状況にあった
しかし、4月30日からは17試合連続で出塁するなど、昨年の最高出塁率のタイトルを持つ彼の選球眼は健在で、出塁率はリーグ上位にランクインしている
また、5月16日には象徴的なヒゲを剃り、イメチェンを行った
その翌日には逆方向へのホームランを放ち、調子を上げつつある
ただし、交流戦前には代打での出場が続くため、チームにとってのサンタナ選手の起用方法に注目が集まっている
2025年のセ・パ交流戦が間もなく始まる。今年のヤクルトは、注目選手の活躍が鍵となりそうです。特に石川雅規選手は高齢にもかかわらず40代での活躍を続けており、サンタナ選手の復調もチームにとって大きな支えとなります。これからの交流戦での彼らのパフォーマンスに期待が高まります。
ネットの反応
ヤクルトに関するコメントでは、特に石川雅規投手への期待が集まっています
ファンは、交流戦歴代最多勝利を目指す石川投手の活躍を心待ちにしている様子で、「カツオに絶対勝ちを付けて欲しい!」といった声が多く見られます
また、サンタナ選手に関しても、「絶対スタメンで使って欲しい」という前向きな意見があり、彼の存在がチームにとって重要だと感じているファンが多いことが分かります
一方で、選手のパフォーマンスへの不安も存在します
「石川投手がしっかり投げても、中継ぎが平気で試合を壊す」というコメントからは、チームの守備や打線の不安定さが浮き彫りになっています
特に今シーズンの投手陣については、「先発投手の最多勝利数が2勝」などの不満の声が聞かれ、全体のバランスや育成の課題が指摘されています
ファンは、「いまだに石川に期待してるコメントの多さにびっくりする」との意見を通じて、選手への信頼と同時に現状への厳しい見方も示しています
さらに、「交流戦全敗ある」という悲観的な見解も見受けられ、ファンの中にはチームの未来に対して懸念を抱いている人たちもいます
全般的には、石川投手やサンタナ選手のパフォーマンスが鍵を握っているという共通認識があり、今後の試合に対する期待と不安が入り混じっています
ヤクルトのファンは、希望を持ちながらも、現実の厳しさを感じている状態です
ネットコメントを一部抜粋
カツオに絶対勝ちを付けて欲しい!あとサンタナは絶対スタメンで使って欲しい!!
石川投手は、昨年の交流戦1試合しか出なかったので2試合は出て欲しい。
交流戦だけは是非優勝目指して頑張って欲しい。
ヤクルトの勝ち負けは如何でも良くなってしまったが、石川投手の試合には、勝敗は重要なポイントです。
サンタナがDHで4打席立てる状態なら、少しは希望が持てる。
キーワード解説
- セ・パ交流戦とは? これは日本のプロ野球シーズン中に、セントラルリーグとパシフィックリーグのチームが対戦する特別な期間を指します。
- NPB(日本プロ野球)とは? 日本のプロ野球リーグを指し、セントラルリーグとパシフィックリーグの2つのリーグから成ります。
- 打率とは? 野球で選手の成績を表す指標の一つで、安打数を打席数で割った値です。高いほど打撃が優れていることを示します。
- 出塁率とは? 打者が出塁する確率を示す指標で、安打、四球、死球などを考慮して算出されます。選手の選球眼や打撃力の柔軟さを表します。

