巨人・田中瑛斗投手、セ・パ交流戦に向けて意気込みを語る

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6月3日に開幕するプロ野球セ・パ交流戦を前に、2日、東京都内で記者会見が行われ、読売ジャイアンツの田中瑛斗投手が登壇しました

田中投手は昨シーズンまで7年間北海道日本ハムファイターズに在籍しており、オフシーズンに行われる現役ドラフトで巨人に加入しました

今季は中継ぎ投手として21試合に登板し、0勝1敗13ホールド、防御率3.06という成績を残しています

「ホールド」というのは、試合が続いている間に登板し、勝利投手にはならないが、チームを勝利に導く重要な局面で投げることを指します

田中投手は、日本ハム在籍時の昨季、交流戦で巨人と対戦していたため、「去年ジャイアンツ相手に投げて、その印象が残っている

まさか今年巨人のユニフォームを着て戦うことになるとは

楽しみです」と話し、その心境を語りました

また、交流戦で対戦したい選手として、古巣の日本ハムから清宮幸太郎選手、野村佑希選手、万波中正選手の名前を挙げました

特に清宮選手に対しては「インコースのストレート」を、万波選手や野村選手に対しては「インコースのシュート」で抑えたいと意気込んでいます

このようなピッチングプランを練ることは、投手にとって非常に重要な戦略です

さらに、清宮選手とのプライベートでの関係にも触れ、「2年前にシート打撃で対戦した際に、内野フライに抑えた」というエピソードも披露し、互いにその記憶を語り合っている様子が伺えました

「あいつはそれをすごく悔しがっているので、今回本当の勝負ができたら」と、試合を心待ちにする姿も印象的でした

田中投手の発言からは、彼の試合に対する真摯な姿勢が伝わってきます。古巣と対戦することへの喜びや緊張感が入り混じる中、どのようなプレーを見せてくれるのかが非常に楽しみです。彼の成長と活躍が期待される今シーズンの交流戦は、多くのファンにとっても見逃せない試合になるでしょう。
キーワード解説

  • ホールドとは?:ホールドは、試合の勝利に貢献した投手に与えられる統計項目の一つで、試合の展開中に登板し、リードを保った投手に与えられます。
  • シート打撃とは?:シート打撃は、実戦に近い形で選手が打撃や守備の練習を行うための練習方法で、投手と打者が対峙する形で行われることが多いです。

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