試合は0-0で進行中、先発の古林睿煬投手(24)が3回表の一死二塁という場面で降板を余儀なくされ、斎藤は緊急登板を命じられた
緊急登板の状況と投球内容
斎藤はブルペンでの準備が整っていない中、急いでマウンドに向かい、数球投げた後に試合を開始した最初の打者、中野選手を156キロの低めストレートで遊ゴロに仕留めた
次に四球を与えたものの、続く4番の佐藤輝明選手を158キロストレートで一ゴロに打ち取るなど、ピンチを最小限に抑える投球を見せた
同僚の江越大賀選手からの称賛
この見事な投球に対して、昨季まで日本ハムに在籍し、現在阪神の「野球振興室」アカデミーコーチを務める江越大賀氏(32)が反応インスタグラムで斎藤を称賛するコメントを投稿し、斎藤の良い場面を紹介した
完璧なピンチヒッターとしての役割
斎藤のパフォーマンスは続き、4回もリリーフとしてマウンドに立つと、先頭打者の大山選手にヒットを許したものの、その後は147キロのスプリットでヘルナンデス選手を空振り三振にし、豊田選手を中飛、最後に木浪選手を見逃し三振に仕留める快投を繰り広げたこれにより斎藤は1回2/3の無失点という素晴らしい成績を残し、チームのピンチを救った
斎藤と江越のトレード背景
江越と斎藤は2023年に同時に日本ハムにトレード移籍した仲間であり、試合での互いの成長を見守っている斎藤投手の活躍は、多くのファンに希望を与えるものでした。緊急登板という厳しい場面でも冷静に投球を続け、無失点に抑えたことは、彼の実力を証明するものであり、今後の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説
- 緊急登板とは?試合中に急遽選手が出場することを指し、通常は予期せぬ状況で起こります。
- ストレートとは?ピッチャーが投げる最も一般的な形の球種であり、一定のスピードと直進する軌道を持っています。
- スプリットとは?ボールがバッターに向かう途中で急に落ちる変化球で、投手にとってはアウトを取るための重要な武器です。

