しかし、6回を投げて5安打4失点と自己ワーストの失点を記録し、結果的には勝利を手にすることができませんでした
プロ初登板というプレッシャー
金丸投手にとってこの試合は特別な意味を持つものでしたプロ入りから4度目の先発であり、ドラフト1位ということもあって大きな期待が寄せられていました
しかし、初回の立ち上がりから苦しむこととなります
先頭バッターである周東選手に左前打を許し、その後も連続して点を取られてしまいました
初回の失点が響く
初回の2死一、三塁の場面で、野村選手に対しては真ん中直球を投じ、その球は左中間席に運ばれ、なんと6号の3ランホームランを浴びてしまいますこの失点が試合全体に大きく影響しました
修正能力を見せる金丸
しかし、金丸投手は2回以降、持ち味である「修正力」を発揮します最速150キロの直球と多彩な変化球を駆使し、後続を抑え、5回には3者連続三振を奪う奮闘を見せました
味方打線の援護なし
残念ながら、味方打線は7回までにたった3安打と沈黙金丸投手が自己最多の107球を投げたものの、勝利は手にできない結果となりました
また、4球団が競合した左腕のプロ初勝利は、またしてもお預けとなりました
金丸夢斗投手の第4度の先発試合では、苦しい投球が続きました。期待が高い中でプレッシャーも大きかったと思います。しかし、試合を通じて見せた投球の修正能力は、今後の成長が期待できます。プロ初勝利は次回に持ち越しになりましたが、ここからの巻き返しに期待したいところです。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?大学や高校からプロ野球チームに選ばれる際、最初に選ばれる選手のことを指します。
- 修正力とは?ピッチャーが試合中に自分の投球を改善する能力のことです。問題を見つけて対処することで、投球内容を向上させます。
- 三振とは?バッターがボールを振らずに3回のストライクを受けることを指します。これにより、バッターはアウトになります。
- ホームランとは?野球において、バッターがボールを打ち、塁を回ることなく一気に得点を獲得することを言います。

