金村は試合序盤、2回にDeNAの筒香嘉智選手に先制のソロホームランを打たれましたが、その後は持ち直し、3回と4回は3者凡退に抑えるなど、自身のリズムを取り戻しました
味方の打線も5回にフランミル・レイエス外野手(29)と万波中正外野手(25)が連続ホームランを放ち、チームを逆転に導きました
さらに、6回にはレイエスの適時二塁打によりリードを広げました
しかし、金村は6回、2死からDeNAの佐野恵太選手と牧秀悟選手に連続ホームランを許し、点差を1点に縮められてしまいます
その後、7回には代打の浅間大基外野手(28)を送る形で、2番手投手の玉井大翔(32)にマウンドを譲りました
金村の投球内容は、6回89球を投げ、5安打、1四球、3失点、1奪三振となりました
3本のホームランは全てソロであったため、クオリティー・スタート(QS)の条件である「6回以上、自責点3以内」をクリアしました
なお、今季は試合前時点で7試合に登板し、4勝2敗、防御率1.90という成績を残しています
4勝は全て完投であり、3完封を記録しています
今回の試合では、日本ハムの金村投手が苦しい状況にもかかわらず、しっかりと試合をまとめ、チームに勝利のチャンスを与えたことが印象的でした。特に、ホームランを浴びた後の立て直し力が彼の成長を感じさせます。これからも彼のさらなる活躍に期待がかかります。
キーワード解説
- クオリティー・スタートとは? 6回以上投げて自責点が3点以内である投手の投球を指します。この基準をクリアすることは、先発投手としての安定感を示すものです。
- 完投とは? 投手が試合を通して最後まで投げ切ることで、途中で交代せずに試合を完了させることを指します。
- 防御率とは? 投手が自責点を与えた回数を、投球回で割って算出される数字で、低いほど優れた成績を示します。

