西武・今井達也、連続ハイクオリティー・スタートがストップ – チームも10週間ぶりの負け越し

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西武ライオンズの今井達也投手(27)が6月7日の広島戦(マツダスタジアム)で、7回8安打5失点という今季最悪の投球内容を記録し、今季2敗目(5勝)を喫しました

これにより、昨年8月24日の楽天戦から続いていた連続ハイクオリティー・スタートが16試合でストップしました

ハイクオリティー・スタートとは、7回以上を投げ、自責点が2点以内の投球を指します

この成績を維持することは非常に難しく、投手にとって大きな指標となります

この日の結果により、西武は開幕戦以来、週末に行われるカードで10週間ぶりに負け越しを喫しました

今井は試合後、「今日は一生懸命に投げ過ぎてしまった」と反省し、セ・リーグとパ・リーグの野球の違いを実感したため、緩急のつけ方や打たせて取る投手の有利さを感じたと語りました

今井と同じく注目されている隅田知一郎投手(25)は、防御率1位(1.04)を誇り、これまで今井の登板翌日に先発を任されてきましたが、この連敗によりさらなるプレッシャーがかかっています

隅田は、「まず2人で勝ち越さないといけない

それができたら3つ勝たなきゃならない」と強い決意を語りました

今井と隅田が同一カードで並ぶことは、これまで相手チームに恐れられており、試合の流れを大きく変える要因となっていました

しかし、今後の交流戦での連携がどう影響するか、新たな投手ローテーションが勝利を引き寄せるのか注目です

現在、西武は交流戦で2勝3敗という成績となっています

今井達也投手の連続ハイクオリティー・スタートが止まったことで、彼自身とチームにとって大きな試練が訪れました。これまで安定した成績を残していた彼が、今後如何に修正し、再び勝利に貢献できるかが注目されます。特に、隅田知一郎投手との連携が重要視される中での新たなローテーションが、どのように機能するのかが興味深いところです。
キーワード解説

  • ハイクオリティー・スタートとは? 投手が7回以上投げ、自責点が2点以内で抑えることを指し、高い投球力を示す指標です。
  • 防御率とは? 投手が与えた自責点の数を投球回数で割り、9倍して算出される数字で、低いほど優れた投手とされます。

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