広島打線に圧倒された西武、投打の不調が影響し連敗を4に伸ばす

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島10―0西武(8日・マツダスタジアム) 雨が降りしきる中行われた一戦で、西武ライオンズが投打に振るわず、連敗は4に伸びた

今季3度目となる2ケタの失点に苦しんだ西武は、同一カードでの3連敗も今季2度目となる

昨季新人王の西武先発・武内夏暉投手は、プロ入り後最短となる4回1/3を投げ、自己ワーストの7失点(自責6)で今季2敗目を喫した

武内投手は、特に初回からピンチを招き、2回には満塁の状況を迎えるなど、厳しい展開が続いた

2番手として登板したラミレス投手も広島打線の猛攻を止められず、さらに2点を失うこととなった

続く3番手の佐藤隼輔投手も3安打を浴び2失点、そして4番手・田村伊知郎投手は、大盛に今季1号ソロを許すなど、チーム全体で投手陣が苦しい展開が続いた

一方、打線は広島の先発・森投手を攻略できず、7安打を放つも得点に結びつかず、完封負けを喫する結果となった

前日の7日、広島戦においては、先発・今井達也投手が“足攻”に苦しみ、7回を投げるものの今季ワーストとも言える8安打と5失点を奪われてしまった

打線も9回に2点を返すことができたものの、相手先発・床田投手を打ち崩すことができず、あわや完封負けという厳しい状況に直面していた

このように、西武は今季3度目の同一カード全敗となり、連敗を止めることはできなかった

今回の試合で西武は、投打ともに状態が良くないことが露呈した。特に投手陣は相手打線に対する締まりがなく、選手たちの焦りも見える。打線も低調で、せっかくの得点チャンスを生かせなかった。これからの対策が求められる。
キーワード解説

  • 新人王とは?プロ野球選手の中で、自身が新人であるシーズンに最も優れた成績を収めた選手に与えられる称号です。
  • ピンチとは?試合中に、相手チームの得点チャンスが高まる状況を指します。
  • 完封負けとは?一度も得点できずに試合を終えることを指し、相手チームに全ての得点を許す結果を意味します。
  • 足攻とは?走者を利用して得点を狙う戦術のことで、特に短打や盗塁を重視したプレイスタイルを指します。

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