今回は「東北シリーズ」と題されたもので、仙台をホームとする楽天にとって特に重要な試合であったが、結果は厳しいものとなった
これは6年ぶりの郡山での開催で、多くのファンが期待を寄せていたが、楽天はその期待に応えることができなかった
試合後、三木肇監督は「福島県郡山で、東北のチームとして1試合やる中で、勝ちに行く準備をし、必死に戦ったが、こういう結果になり申し訳ない」とコメント
試合の流れを振り返ると、先発の滝中瞭太投手(30)は好投を見せたものの、2回に失点を重ねる形となった
この回には、筒香選手が先制の適時二塁打を放ち、その後山本選手の犠牲フライと石上選手の適時打で3失点
滝中投手は7回途中まで投げ、5安打3失点(自責2)という成績だったが、結果的にこの回の早い失点が響いた
打線の方は、DeNA投手陣・ケイの前に4回まで無安打に封じ込められ、7回には相手の2失策を生かし、初めて得点圏に進出するも、代打の伊藤裕季也選手(28)が三ゴロに倒れ、チャンスを生かせなかった
試合の終盤には、松井友飛投手が2失点を喫し、試合はDeNAに突き放されて終わった
敗れたものの、楽天にとっての明るい話題もあった
浅村栄斗内野手(34)は、通算2000試合出場を達成し、球史に名を刻むこととなった
これにより、彼はプロ野球史上57人目の偉業を成し遂げた
楽天の試合は期待されていたものの、結果は残念なものとなった。特に先発投手が苦しい流れの中でも力投していたことからも、チームの課題が浮き彫りになったように感じる。終盤の得点圏進出もチャンスを生かせなかったことで、選手たちのメンタル面にも影響を及ぼしたのではないだろうか。
キーワード解説
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