阪神、森下の逆転3ランでオリックスを破り3連勝

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<日本生命セ・パ交流戦:阪神8-2オリックス>◇7日◇甲子園 阪神タイガースが森下翔太選手(24)の一発でオリックス・バファローズを8-2で下し、3連勝を飾った

この勝利により、2位の横浜DeNAベイスターズとの差を3.5ゲームに広げ、関西ダービーでの連勝を遂げた

阪神はこれで5カード連続の勝ち越しとなった

試合の展開

試合は初め、阪神打線はオリックスの先発ピッチャー・宮城の前に苦戦し、5回までわずか1安打に抑えられた

第4回表には、オリックスの紅林選手に先制の2ランホームランを打たれ、リードを奪われる苦しい時間が続いた

流れを変えた一撃

しかし、試合の流れは6回に大きく変わる

先頭に立った代打・豊田選手と近本選手の連打で攻撃の口火を切ると、1死一、二塁の場面で、森下選手が宮城の3球目に振り抜き、左翼スタンドへ逆転の9号3ランを放った

この打球は136キロのフォークボールであり、ピッチャーの意表を突く素晴らしいスイングだった

近本選手の活躍

さらに、7回には2死一、二塁の状況から近本光司外野手(30)が再び宮城の直球を捉え、右翼線へ適時二塁打を放ち、追加点を決めた

近本選手はこの日3安打を記録し、通算1000安打を達成した

投手陣の粘り
先発投手の大竹耕太郎選手(29)は、6回を投げて7安打2失点と相手打線をよく抑え、試合をしっかりと支えた

その後は中継ぎ陣も無失点で試合を締めくくり、阪神は2夜連続で関西ダービーを制した

阪神の試合は、初めは打線が苦しむ場面が多かったが、森下選手の一振りで流れがガラリと変わり、チーム全体が奮起するきっかけとなった。近本選手の1000安打達成も大きなニュースで、彼の今後の活躍に期待が高まる。
キーワード解説

  • 逆転3ランとは?逆転3ランは、試合の流れを変える重要なホームランのことで、特に2名以上の走者が出た状態で打たれると、試合を一気に優位に進めることができる。
  • フォークボールとは?フォークボールは、ピッチャーが投げる変化球の一種で、打者の手前で急激に落ちる特徴があり、打者にとってはタイミングが取りにくい。
  • 通算1000安打とは?通算1000安打は、選手がキャリアの中で打った安打の総数が1000本に達することで、打撃の能力や努力を示す一つの重要な指標とされる。

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