井上温大、制球に苦しむもロッテは巨人に接戦を展開

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ロッテ5―3巨人(4日・ZOZOマリン) ロッテの井上温大投手は、この日の試合で制球に苦しむ場面が見られました

特にスライダーのコントロールが悪く、序盤の2回には2本の本塁打を浴びてしまいました

まず、井上投手が投じたスライダーは、2回に山本選手に2ボールから外角高めに抜け気味に投げられたもので、見事に右翼越えのホームランを打たれました

これに加えて、藤岡選手にも高めの真っすぐを捉えられ、いずれもカウントを整えるために無理に投げた球でした

交流戦では対戦経験が少ない投手と打者が多いため、両チームともに早打ちになりがちです

打者側は甘い球を逃さない傾向があり、その結果として投手はボール先行の不利なカウントを作ると、厳しい状況になってしまいます

したがって、ストライクをしっかり取りに行く意識が求められます

村田真一氏(スポーツ報知評論家)は、「井上の2、3回は残念なイニングであり、序盤に5点のビハインドはチームにとって重かった」と指摘しています

序盤のリードを守りきったロッテですが、8回に3点を取ったことでさらにその重さを感じた試合でした

今回の試合では、井上投手の制球力の重要性が浮き彫りとなりました。交流戦の特性上、どの打者も早い球に反応しやすく、投手はその難しい状況でストライクを取る難しさを実感していることでしょう。今後の試合での彼の成長が期待されます。
キーワード解説

  • 制球とは? 投手がボールを投げる際に、狙ったコースに正確に投げる能力のことです。制球が良ければ、打者にヒットを打たれる確率が低くなります。
  • 交流戦とは? セ・リーグとパ・リーグの各チームが対戦する特別な試合で、普段対戦しないチーム同士の戦いが楽しめます。

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