ヤクルト、好機を逃し連敗記録を更新 – 岩田選手の空振りが流れを変える

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◆ 好機生かせず、直後に失点…「点差以上に流れが傾いてしまった」 ヤクルトは4日、西武との交流戦第2戦を2-4で落とした

打線は1点を追う5回、無死一・二塁で岩田幸宏選手がセーフティバントを試みるも空振り

この結果、飛び出していた二塁走者・古賀優大選手が戻り切れず、タッチアウトとなった

このような好機を逸したヤクルトは、直後に2失点し、今季最長の7連敗を喫した

痛恨の犠打失敗により、4日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説者である坂口智隆氏は「一番避けたい状況だ

打者は空振りするにしても、形が大事で、走者は単独で動くことを想定しておくべきだった

これによって西武側に流れが傾いてしまった」と苦言を呈した

さらに、坂口氏は岩田選手に対して「点差とイニングを考慮した場合、彼はセーフティバントが得意な選手だが、構えるタイミングが遅すぎた

空振りになるかどうかを考えるべきで、犠打をした後に走者を送ることが優先だ

二・三塁の状況ができれば逆転のチャンスも生まれる」と指摘

古賀選手については「走者は、空振りの可能性を考えて動くことが必要」と述べ、「ここは基本的な部分なので、今後は練習や改善が求められる

岩田は犠打が必要な選手であり、走塁でも誰にでも同様の場面が起こる可能性がある

チーム全体で再考するべき」と全体的な取り組みを促した

今回の試合でのヤクルトの敗因は、好機を生かせなかったことに大きな要因がある。特に岩田選手のセーフティバントの失敗は、単なる失敗に留まらず、試合の流れを変えてしまった。これにより、6回の2失点は致命的となり、連敗を招く結果となった。今後の試合においては、チーム全体での基本技術の見直しが急務といえる。
キーワード解説

  • セーフティバントとは? バッターがボールを転がして、一塁に近づきつつアウトにならないようにする打ち方です。主に小技として使われます。
  • 犠打とは? バッターがアウトになっても、走者を進めることを目的とした打撃手法です。戦略的に好機を作るために使われます。
  • セットポジションとは? 投手が投球を行う前に取る姿勢のことで、主に塁上の走者に対して牽制を行う際に用いられます。

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