巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の通夜と弔辞、野球界に残した功績を振り返る

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3日に89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の通夜が7日に、告別式が8日に東京都品川区の桐ケ谷斎場で行われました

通夜では、長嶋さんの長年の教え子であり、巨人の「4番」を受け継ぎ、監督の座を引き継いだ原辰徳さんが弔辞を読んだ

弔辞の中で原監督は長嶋さんへの憧れを語り、彼がいかに多くの人々に影響を与えてきたかを振り返った

原辰徳監督の弔辞の内容

原監督は「長嶋さん、寂しいです

世界中の野球ファンがそう思っているでしょう」と述べ、長嶋さんとの出会いや彼の影響について詳述しました

原監督は九州での少年時代を振り返り、「長嶋の『4番、サード』の響きに憧れて、同じポジションを守りたいと思った」と語りました

原監督は、東海大学4年の時に行われたドラフト会議で長嶋さんからの祝福の電話を受けたエピソードを紹介

長嶋さんが監督をお辞めになるときでも、彼の広い視野と巨人軍への愛情に感銘を受けたと感謝の意を表明しました

指導者としての影響

原監督は長嶋さんの指導の下で、野手総合コーチやヘッドコーチとして多くのことを学んだと語ります

原監督は「試合中や移動中も常に長嶋さんの背中を見つめてきた」と強調し、その指導法や人柄について振り返りました

長嶋さんとの思い出

具体的な思い出として、ある日の監督室での再会を挙げ、「来年から原監督だ

おめでとう」と言って手を差し出した瞬間の緊張感を語った原監督

長嶋さんの温かい言葉や厳しさが、彼の指導者としての基礎となったことを強調しました

長嶋さんの精神は今も受け継がれている
原監督は最後に「長嶋茂雄は永久に不滅です」と述べ、長嶋さんから受けた志が現在の巨人軍選手にも引き継がれていることを確信しました

長嶋さんへの感謝の気持ちを伝えつつ、彼を偲びました

長嶋茂雄終身名誉監督の通夜での弔辞は、彼の偉大な存在感や影響力を改めて確認できる内容でした。原辰徳監督が長嶋さんから受けた指導と影響について語り、野球界への貢献が多大であることを感じました。このような偉大な人物を失ったことは、野球ファン全体にとって大きな損失です。
キーワード解説

  • 終身名誉監督とは? 終身名誉監督とは、特定の組織やチームにおいて、その功績を称えて生涯にわたって名誉タイトルを与えられる役職のことです。
  • 弔辞とは? 弔辞とは、故人を偲び、その人の生涯や業績を称える言葉を述べることを指します。
  • ドラフト会議とは? ドラフト会議とは、プロスポーツにおいて、選手をチームが選ぶための制度で、ルーキー選手を獲得するために実施されます。
  • 監督室とは? 監督室とは、スポーツチームの監督が用いるオフィスのことで、試合の戦略や選手とのコミュニケーションが行われます。

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