特に注目を浴びたのは、両チームの監督、藤川球児氏(阪神)と新庄剛志氏(日本ハム)との和やかな様子です
試合前、両監督と審判団が集まり、円陣を組んで、手を重ねて「エイエイオー」と声を合わせるというユニークな儀式を行いました
このとき、新庄監督は笑顔で藤川監督に指を指し、藤川監督もそれに応じて指を指すなど、会場のファンを楽しませました
両監督の関係は、試合の初日から注目されていました
第1戦では目を合わせず、握手もせずに退場した二人でしたが、第2戦では少し距離が縮まり、目を合わせてのグータッチが見られました
そして第3戦では、息の合った様子でメンバー表交換が行われました
さらに、新庄監督は、以前の試合で藤川監督が激高したシーンを引き合いに出し、「このへんに(自分の近くに向かって)来たら、こうやろうかな」と冗談交じりに挑発する様子も見せました
それに対する藤川監督は「大の仲良しの先輩」と述べるなど、お互いをリスペクトし合う関係が垣間見えました
今回の交流戦で注目されたのは、両監督の和やかなやり取りです。長年のライバル関係にある阪神と日本ハムですが、互いに尊重し合う姿勢は、ファンにとっても嬉しい光景でした。試合だけでなく、こうした人間的な交流もプロ野球の楽しさのひとつだと感じます。
キーワード解説
- メンバー表とは?: メンバー表は、試合に出場する選手の名前やポジションを記載した表のことです。監督同士が選手を紹介し合う場でもあります。
- 交流戦とは?: 交流戦は、日本のプロ野球で、セリーグとパリーグのチームが対戦する特別な試合です。通常のリーグ戦とは異なる試合形式です。
- 円陣とは?: 円陣は、チームやグループが円を作って集まることを指し、結束や士気を高めるための活動として行われます。

