阪神・近本光司選手が最速の1000安打達成:独自のアプローチがもたらした成果

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阪神タイガースの外野手、近本光司選手(30)が6月7日のオリックス戦(甲子園)で通算1000安打を達成した

これは球団生え抜き選手としては最速の861試合目での記録である

この偉業を称賛するために、近本を入団当初から支えてきた多田昌弘、小山内大和、高田周平の3人の打撃投手がその「近本像」について語った

近本選手の努力と探求心

多田打撃投手(50)は「彼は常に考えている」と語る

今年1月には沖永良部島での自主トレにも同行したが、「何を考えているか全然分からない」とその思考が未知の領域であることを明かした

このような近本選手の姿勢は、選手育成の中で非常に貴重なものである

打撃練習の環境と独自のアプローチ

小山内打撃投手は近本を「探究者」と称し、高田打撃投手は「学者的な感じで追究している」と表現した

近本は、練習中に打撃投手にコースやゾーンを指定することはないが、これは彼の「近本流」の重要な要素である

打撃投手が投げる球は必ずしも一定ではなく、試合と同じようにばらつきを伴う

近本は「それが練習になるんでいい」と言い、むしろ変化を求めることで、試合での対応力を高めている

見逃す勇気とその重要性

彼の練習には見逃すこと、ファウルを打つこと、引っ張ること、流すことなどが含まれている

特に見逃すことの重要性を強調し、「バッティング練習はストライクばかりくる中で、ボールだった時に見逃すのが大事」と述べている

このような練習スタイルこそが、近本選手が試合でどんな球にも柔軟に対応している理由である

1500安打へ向けた道のり
多田打撃投手は「彼みたいに試合でもそのまんまで落ち着いてる選手はあまりいない」と称賛しており、近本選手の冷静さが日々の試行錯誤から生まれていることを実感する

彼の積み重ねが、1000本の安打を達成する力となったのだろう

この記事では、近本選手の独自の練習アプローチについて詳しく述べられており、彼がどのようにして1000安打を達成したのかが明確に分かる内容となっている。特に練習における柔軟性や独自の哲学が彼の成功を支えていることが印象的だ。
キーワード解説

  • 通算1000安打とは?:プロ野球選手が試合で打った安打の合計が1000本を超えることを指します。これは一流選手であれば達成できる重要なマイルストーンです。
  • 打撃投手とは?:選手の練習をサポートするためにボールを投げる役割を持つ人のことを言います。選手にとって打撃練習で重要な存在です。
  • 練習と試合のつなぎ方とは?:選手が練習中に得た学びやアプローチを試合に活かすことを指します。これができる選手は試合でのパフォーマンスが向上します。

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