ソフトバンク・栗原陵矢、密室トレーニングで不振脱出を目指す
ソフトバンクホークスの内野手、栗原陵矢選手(28)が、6月9日に休日を返上して打撃練習を行いました栗原選手は、開幕を二軍で迎えた後、4月17日に一軍に登録され38試合に出場しましたが、現在の成績は打率1割9分3厘、3本塁打、10打点と、昨季の打率2割7分3厘、20本塁打からは大きく乖離しています
小久保監督は、栗原選手に対し「彼にはやってもらわないと困る」とプレッシャーをかけ続けていますが、最近の試合ではスタメンから外れ、代打として出場した8日のヤクルト戦では三邪飛に倒れるなど、状況は厳しいものとなっています
その一方で、同じチームの野村選手がリーグ4位の7本塁打と活躍しています
栗原選手はポジションを争う中で、守備固めや代走要員として出場していた野村選手に代わり、8日の試合で三塁に先発出場できないなど、競争が激化しています
栗原選手はこれまでも休日を返上して練習に励んできましたが、今度はみずほペイペイドームに午前10時に到着し、ウエートトレーニングを行った後、グラウンドに移って「密室空間」を確保し、集中して打撃練習に取り組んでいます
外部との接触を遮断することで、自分のペースで練習することを選択しました
栗原選手は「結果が求められる世界だ
自分のやりたい取り組みだけをしていても、それが結果に結びつかなければ意味がない」と意気込みを示しました
彼は、10日から始まる巨人との3連戦に向けて、「真剣勝負だけど楽しみたい」と前向きです
後輩に突き上げられる中、果たして不振から脱出できるのでしょうか
栗原選手が密室トレーニングに取り組む姿は、プロ選手としての真剣さが伝わります。結果が求められる厳しい世界で、彼がどのように不振から脱却し、チームに貢献するかが注目されます。新たな練習法を取り入れることで、彼のパフォーマンスが向上することを期待したいです。
キーワード解説
- 密室トレーニングとは?:選手が外部との接触を遮断し、集中して行うトレーニング方法です。このスタイルは、練習の質を高めるために選ばれることが多いです。
- 打率とは?:打率は選手の打撃能力を示す指標で、ヒット数を打席数で割った数値です。高い打率はヒットや得点機会の多さを意味します。
- 本塁打とは?:本塁打は、バッターがボールを打って塁を一周して得点することを指します。主にパワーヒッターに求められる能力です。
- 代打とは?:代打は、先発メンバーに代わってバッティングを行う選手のことで、試合中の戦略の一環として起用されます。

