ヤクルトの奥川恭伸投手が1軍復帰へ、今季初勝利を狙う

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東京ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手(24)が、6度目の挑戦でようやく今季の初勝利を目指す

9日、神宮外苑で行われた1軍投手練習に合流し、13日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)での登板が見込まれている

奥川 投手はこの日、キャッチボールなどでの調整を行った

奥川投手は、「このモヤモヤをすっきりさせるには勝つしかない

ゲームに集中して入れるようにしっかりとやりたい」と意気込みを語った

プロ6年目の今季は、3月28日の巨人戦(東京ドーム)で自身初の開幕投手として登板し、6回無失点の好投を見せたが、その後の5試合では0勝3敗、防御率5.61という苦しい結果に終わっている

特に昨年8月2日の巨人戦以来、勝利から遠ざかっており、12球団の開幕投手の中で唯一、勝ち星がない状況にある

約1か月にわたる2軍での調整期間中、奥川投手は自身の直球の質を見直す作業に取り組んだ

投球フォームには工夫を凝らし、左足を三塁側にインステップ気味に踏み込む新たな動作を取り入れた

6日のイースタン・リーグでは、DeNA戦(戸田)において5回1失点の成績を収めた

奥川投手は「理想とする直球の割合が増えてきた

結果を残せれば、また上に上がれると思ってやっていた

しっかりと取り組んできたことを出す」と、再昇格への強い決意を示している

今回の奥川恭伸投手の1軍復帰は期待されるものの苦しい成績が続いています。自身初の開幕投手としての重圧を乗り越え、これからの戦いが注目されます。特にフォームの改良がどのように結果につながるかが勝負のカギとなるでしょう。
キーワード解説

  • 開幕投手とは?:プロ野球のシーズン初戦に投げる投手のことを指し、その年のチームの正投手として期待される重要な役割を担う。
  • 防御率とは?:投手が与えた自責点をイニング数で割り、9を掛けた数字で、成績を評価するための指標の一つ。数字が低いほど良い。
  • 直球とは?:投手が投げる最も基本的な球種であり、速さと力強さが要求される。打者にとって最も対応しやすい球でもあるが、コントロールが重要。

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