坂本勇人、再起をかけて1軍に昇格 長嶋茂雄さんの教えを胸に
不振で2軍調整していた読売ジャイアンツの坂本勇人内野手(36)が、6月10日のソフトバンク戦に備え約1カ月ぶりに1軍に昇格することが決まり、東京・羽田空港から空路で福岡へ移動した坂本は、3日に89歳で死去した元監督の長嶋茂雄さんから「お前はいつまでもジャイアンツのリーダーでいなきゃいけない」という教えを受け、その期待に応えるべく復活を志している
坂本はこのところ低迷しており、今季は15試合で打率・133、0本塁打、3打点と苦しんでいた
特に5月12日には不振のため2度目の選手登録抹消を受け、打撃フォームを再構築する時間を持った
2軍での試合では4試合で打率・417を記録し、少しずつ本来の姿を取り戻しつつある
特にイースタン・リーグのオイシックス戦では今季初本塁打を放ち、調子を上げていた
坂本の思いは、長嶋さんとの約束に根ざしている
坂本は「何とかチームの勝ちに貢献できるように頑張ります
それだけです」と短い言葉に再起の強い意志を込めて語った
彼の復活はジャイアンツにとって非常に重要であり、チームの勢いを変える力になれると期待されている
阿部監督は坂本の昇格について「チームにとって必要不可欠な存在」とし、彼の存在がチーム全体に安心感を与えることを強調した
若い選手が多い中で、坂本の経験がチームを安定させる助けになると期待している
坂本勇人選手が1軍に昇格することは、彼自身の復活の証であり、チームにとってもポジティブな影響を与える期待が大きい。長嶋茂雄さんの教えを背負う坂本選手の姿勢は、多くのファンや選手たちにとって勇気を与えるだろう。
キーワード解説
- 内野手とは?:内野手は野球のポジションの一つで、主に内野に位置する選手を指します。主に一塁、二塁、三塁、遊撃の4つのポジションがあります。
- 打率とは?:打率は、選手が打席に立った回数に対して実際にヒットを打った回数の割合を示す指標です。高い打率は、選手の打撃能力の高さを意味します。
- 本塁打とは?:本塁打は、バッターが打ったボールがフェンスを越え、直接ホームベースに帰ってくることを指します。本塁打を打つことは野球における大きな成果です。
- 選手登録抹消とは?:選手登録抹消は、チームが選手を一時的に試合に出さないことを決定することを意味します。これは選手の調整や健康管理の一環で行われます。
- イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグは、日本プロ野球のファーム(2軍)リーグの一つです。主に若手選手が試合経験を積むためのリーグです。

