試合後のヒーローインタビューに最初に登場したのは、育成出身でプロ5年目の山本大斗選手
昨季は出場がわずか5試合、通算でも10試合に満たなかった彼ですが、今季は4月12日のソフトバンク戦で初出場し、そこから1軍に定着
これまでの29試合で、プロ初ホームランを含む3本塁打を放っています
この日の試合では、プロで初めて4番に座り、第1打席でいきなりホームランを打ちました
この活躍により、2得点をチームにもたらし、交流戦初戦の勝利に大いに貢献しました
ヒーローインタビューで4番起用の経緯を尋ねられると、「きのうサブローさんに『あした4番だから打てよ』と言われて」と話しました
サブローさんは今季、2軍監督兼統括打撃コーチから2日に1軍ヘッドコーチに就任したばかりで、山本選手はその“愛のムチ”を受けていたことを明かしました
「めちゃくちゃ緊張していて、なんとか4番らしいことができてよかったです」と安堵の表情を見せる山本選手に、ファンからは拍手が送られました
チームは連敗を4でストップさせたものの、5位と5ゲーム差でリーグ最下位にいます
「負けが続いているので、まずは交流戦優勝できるように、チームみんなで頑張りたいです」と、勝負の6月に向けて意気込みを語りました
今回の試合では、山本選手の活躍が目立ちました。プロ野球では、特に初めて4番に起用されてのホームランは選手にとって大きな自信につながることでしょう。チーム全体が低迷している中、個々の選手が自分の役割を果たすことで、さらなる活躍を期待したいところです。サブロー新ヘッドコーチの指導法がどのようにチームの士気に影響するかも注目されます。
キーワード解説
- 交流戦とは?:プロ野球においてパ・リーグとセ・リーグのチームが対戦する特別な試合のことです。通常のリーグ戦と異なり、チームの地位や順位を超えた対戦が特徴です。
- ヒーローインタビューとは?:試合の勝者や活躍した選手が試合後に行われるインタビューで、観客やメディアに自らのパフォーマンスについて語る場を指します。
- 4番とは?:野球において、チームの中で最も強打者が立つポジションで、通常は得点を重ねるための重要な役割を担います。

