これにより、ロッテは4月25日から27日の日本ハム戦以来、11カードぶりに勝ち越しを決めました
これでシーズン成績は19勝31敗となり、借金が「12」に減少しました
試合終盤の延長10回、ロッテは先頭の山本選手がヒットと相手の失策で無死二塁のチャンスを築きました
続く愛斗選手の犠打で無死一、三塁と状況を有利に進めます
その後、藤岡選手が申告敬遠された後に迎えた代打・角中選手はフライアウトに倒れましたが、代打・岡選手の投ゴロで2死満塁となったところで、高部選手が押し出し死球を受け、劇的な勝利を呼び込みました
吉井監督は、「高部はよく当たってくれました」と高評価を与えました
この試合では、ロッテの打線が3回に藤原恭大外野手の2号ソロホームランで先制したものの、相手投手の山崎伊織選手を打ち崩せず、9回までの攻撃は3安打1得点と厳しい展開でした
藤原選手は、「スローカーブをしっかり捉えられました」と安打の感触を語りました
先発の種市篤暉投手は、今季最多の128球を投げ、8回を3安打8奪三振1失点の好投を見せました
しかし、1―1の同点のまま9回で降板し、今季3勝目はお預けとなりました
吉井監督は「まっすぐが良かった」と称賛しました
ロッテは現在、最下位に沈んでおり、交流戦直前時点で借金は14、チーム打率は2割1分3厘と低迷していました
しかし、交流戦を前に体制強化を目指し、サブロー2軍監督が1軍ヘッドコーチに昇格するなど、配置転換を行い、新たな体制で挑むこととなっています
今回のロッテと巨人の試合では、劇的なサヨナラ勝利があり、チームにとっては重要な勝利となりました。今後の試合に向けて、自信を持つきっかけになったのではないでしょうか。特に高部選手の押し出し死球は、勝利をもたらす決定的な要素となりました。
キーワード解説
- サヨナラ勝利とは？試合の終盤で同点の状態から勝利を決定づける得点を挙げることを指します。
- 申告敬遠とは？野球において、相手チームが特定の打者をわざと歩かせることを明示的に指示することです。
- 投ゴロとは？打者が打ったボールが地面にバウンドして野手に捕られることを指します。
