巨人・甲斐の打席で発生した音響トラブル、試合の進行に影響

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◇10日 交流戦 ソフトバンク―巨人(みずほペイペイドーム)で、思わぬハプニングが発生した

音響設備の故障によって、2回表に巨人の甲斐が打席に立った際、場内アナウンスや音楽が流れなくなった

このため、試合の流れに影響が出る事態となった

甲斐は遊ゴロで攻守交代した後、事情確認に動いたとみられる球審が戻ってこないため、2回裏は開始が遅れた

通常、観客には打者の紹介が行われるが、この日は一切アナウンスされなかった

先頭打者の野村は最初一ゴロと判定されたが、ソフトバンクのリクエストにより一塁内野安打に変更される

しかし、このリクエストの説明も場内では行われなかった

さらに、1死一、二塁の場面では、巨人の先発・井上が周東選手の頭部に148キロの直球を当て、危険球として退場となった

この際、責任審判がマイクで説明しようとしたが、音は出なかった

その後、井上に代わって、前日9日に育成契約から復帰したばかりの山田選手がマウンドに向かった

スコアボードでは「危険球による退場です」と表示され、「現在音響の調節中です

ご了承ください」ともアナウンスされた

このような状況の中、投球練習中に音響は復活し、山田選手の名前が場内にコールされた

この音響トラブルは、試合の雰囲気に影響を与えたことは否めず、観客の間にも戸惑いが広がった

今回の音響トラブルは、試合の進行に大きな影響を与えるものであり、観客や選手にとっても不安を呼ぶ結果となった。試合運営においては、音響設備が非常に重要であることを再認識させられる出来事だった。また、危険球による退場やリクエスト制度の説明がなされなかったため、観客は状況を把握できない不便さがあった。これらの問題は、今後の改善につながることが期待される。
キーワード解説

  • 音響設備とは?:音響設備は、音声や音楽を観客に届けるための機器や装置を指します。球場などのイベントでは、観客に試合の進行状況を伝えるために重要です。
  • 危険球とは?:危険球は、ピッチャーがバッターに危険な球(頭部付近に投げた球)を投げることを指し、その結果、ピッチャーは退場処分になります。
  • リクエスト制度とは?:リクエスト制度は、試合中の判定に異議を唱えることができる仕組みで、ビデオ映像をもとに判断が見直されることがあります。

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