ソフトバンク、今宮の活躍で巨人に勝利し交流戦1位タイに浮上
＜日本生命セ・パ交流戦：ソフトバンク5－2巨人＞◇10日◇みずほペイペイドームソフトバンクの今宮健太内野手（33）が、復帰戦で4安打を記録し、チームを交流戦1位タイに導いた
この試合では、巨人との対戦で同点の8回1死満塁という重要な場面で勝ち越しとなる左前適時打を放った
今宮は、右前腕屈筋群という筋肉の挫傷から復帰後初めての複数安打を達成した
昨季のセ・パ王者同士のこの試合では、ソフトバンクが見事な勝利を収めており、今季の貯金は3となり、最高タイを記録している
この日は、今宮が初めてのチャンスで痛恨のダブルプレーを打つ苦い経験もあったが、8回には見事に打ち返し、自身の鬱憤を晴らした
今宮は試合後「ファンの皆さんの声援で打てた」と述べ、感謝の意を示した
今宮のこの一打は、チーム全体に活気をもたらした
続けて、首位打者の柳町と4番の近藤もそれぞれ適時打を放ち、3者連続のタイムリーで一挙3得点を記録
これによりソフトバンクは3点リードを奪い、そのまま逃げ切って勝利を収めた
特筆すべきは、昨季、巨人に唯一カード負け越しを喫した経緯から、今回の勝利がリベンジとも捉えられることだ
今宮は「今日は今日で、もう寝ちゃったら終わるので」と切り替えを強調し、今後の展開に希望を持っている様子だった
その結果、交流戦での順位も初めて1位タイとなり、通算9度目の勝率1位フィニッシュへの期待が高まっている
著者: 只松憲 今回の試合での今宮選手の活躍は、彼のリーダーシップを強く結びつけ、チームメイトたちに良い影響を与えた。特に彼が怪我から復帰したばかりで4安打を放ったことは、今後の試合に向けても明るい希望を持たせた。野球の試合では、選手の精神的な強さがチーム全体の士気を高めることがあり、今宮選手のプレーがその良い実例となったことが印象的だ。
キーワード解説
- 内野手とは？：野球において、内野手はグラウンドの内側でプレーする選手を指し、打球を処理する能力が求められます。
- 挫傷とは？：挫傷は、筋肉や腱が部分的に傷ついた状態であり、痛みや腫れを伴うことがあります。
- タイムリー打とは？：タイムリー打は、打者が打ったボールで得点できる状況をつくるヒットを指します。
