ヤクルト、好投のランバートを援護できず 日本ハムに敗北

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◇交流戦 ヤクルト3ー1日本ハム(2025年6月10日 エスコンF)ヤクルトが敵地エスコンフィールド北海道で行われた試合で、パ・リーグ首位の日本ハムに1−3で敗れました

先発投手のランバートは、6回を投げて7安打を許しながらも2失点に抑える好投を見せましたが、打線の援護が得られませんでした

試合の流れは、初対戦となる相手先発・達によって重くなる展開

達は7回無失点でヤクルト打線を封じ、効果的なピッチングが光りました

ヤクルトは8回に無安打ながらも1点を奪い、1点差に迫りましたが、その直後に3番手の丸山翔が失点し、突き放されてしまいました

高津監督は試合後、投手陣の四球による失点を厳しく指摘しました

特に、初回にランバートが与えた五十幡へのストレート四球が大きな痛手となり、一、三塁のピンチを招いた場面が試合の流れを決定づけました

「五十幡の四球がなければ、勝てていたかもしれない」と語り、ストライクゾーンへの投球を強調しました

また、8回の失点については、丸山が2死走者なしから五十幡に押し出し四球を与えたことも痛かったと振り返り、「その四球が事の重大さを大きくした」と険しい表情で述べました

ランバートは現在、5試合連続でクオリティースタート(6回以上の投球で自責点3以下)を達成していますが、これでリーグワーストタイの5敗目を喫する形となりました

石井コーチは、「毎回、試合を作ってくれている

次は相手も強い投手が来るので厳しいが、彼の頑張りには感謝している」と投手への労いの言葉をかけました

今回の試合では、ヤクルトのランバート選手が好投したにもかかわらず、打線の援護がなく惜しい敗北となりました。特に四球から失点する形が続いたことは、今後の課題として捉える必要があります。監督の指摘も重要なポイントで、選手たちが成長するための糧になるでしょう。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?:投手が試合で6回以上投げ、なおかつ自責点が3点以下であることを指します。この成績は投手の安定感を示す重要な指標です。
  • 四球とは?:投手がバッターに対して4球のボールを投げ、バッターが一塁に進むことを許すプレーです。これが多く発生すると、試合が不利な展開になることがあるため注意が必要です。

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