巨人、交流戦初戦を落とすも希望の光を見出す

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◇10日 交流戦 ソフトバンク5―2巨人(みずほペイペイドーム) 巨人が交流戦の3カード連続で初戦を落とした

先発の井上温大投手が2回1死一、二塁から周東への頭部死球で危険球退場となり、試合の流れを変える重大な局面を迎えた

頭部に死球を受けた選手は、頭部への衝撃を避けるため、今後の選手生命にも影響が及ぶ可能性があるため、特に注意を要する

中盤以降は小刻みな継投でピンチを切り抜けたものの、6番手の田中瑛斗投手がイニングをまたいだ8回に力尽き、失点

監督の阿部慎之助は試合後に「だいぶ(ブルペンに)しわ寄せがきちゃったね

投手陣はみんな頑張ってくれたが、打線も11安打を放ったのに、得点は2にとどまってしまった」と振り返った

打線においては、約1カ月ぶりに1軍復帰した坂本勇人内野手が、適時二塁打を含む今季初のマルチ安打を記録し、「ちょっと違う感覚も出てきていて、もっと良くなるように」と手応えを感じているようだ

また、非常事態に2番手でプロ初登板を果たした山田龍聖投手は3イニングを投げて2安打1失点に抑え、試合を壊さなかった

このように、投打両面で光明を見出した巨人だが、勝利を手にするにはまだ課題が残る

最後に阿部監督は「それをプラスと考えて、切り替えてやるしかない」と前向きな姿勢を見せ、次戦への意気込みを語った

今回の試合は巨人にとって厳しい結果となりましたが、選手たちのパフォーマンスからは改善の兆しも見えました。特に坂本選手の復帰や新たな投手の登板は好材料であり、今後の試合でより良い成果を期待したいところです。
キーワード解説

  • 危険球とは?投手が投げたボールが、バッターの体に当たることを指します。特に頭部への死球は選手にとって大変危険なので、注意が必要です。
  • ブルペンとは?試合中の投手の準備を行う場所で、予備の投手が登板する前に体を温めるための練習を行います。
  • マルチ安打とは?試合中に同じ選手が2安打以上を記録することを言います。打撃において良好な状態を示す指標とされています。

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