先発投手のマラーは、7回途中に1失点を記録し、今季2勝目を飾った
しかし、本紙の評論家である岩瀬仁紀さんが特に注目したのは、ドラフト4位ルーキー・石伊雄太捕手(24)のプレーであった
石伊選手は、今回の4連勝中に3度スタメンマスクをかぶっており、経験を積んでいることは評価されるが、同時に「課題はいっぱいある
反省して次に生かしてほしい」との“激辛エール”が送られた
守備面での苦労
守備面では、5回に先頭の宗山選手を空振り三振に仕留めたものの、石伊選手はボールを後逸し、二塁への進塁を許してしまったこの際、記録は三振と暴投となり、無死二塁のピンチを作ってしまったが、マラー選手が後続を抑えて無失点に切り抜けた
投手からの信頼
岩瀬さんは、「本人はわかっていると思うが、0点だったからよかったというわけでもない振り逃げで一塁に行かせるならまだしも、二塁には絶対に行かせてはいけない」と指摘
キャッチャーとしての重要な役割を強調した
打撃面での課題
また、石伊選手の打撃にも疑問が呈された2回の第1打席で、無死満塁のチャンスに見逃し、空振り、空振りと続けて三振に終わった
岩瀬さんは、「三振という結果以上に気になったのが初球を簡単に見送ったこと
打ちにいってバットを止めたならまだしも、あれでは投手に恐怖感を与えられない」とコメントし、プレーにおける心理的要素を指摘した
中日ドラゴンズの石伊選手は、経験を積んでいるものの、今回の試合では守備と打撃で課題が浮き彫りとなりました。特に、ピンチを招くプレーや、得点のチャンスを逃した点が指摘され、今後の成長が期待されます。
キーワード解説
- 交流戦とは?:プロ野球におけるセ・リーグとパ・リーグの対戦が行われる時期で、各リーグの強豪チーム同士が戦う貴重な機会を提供します。
- 三振とは?:バッターが投球に対してバットを振り、すべての球を打たなかった場合にカウントされるもので、チームの得点機会を消失させる要因となります。
- 暴投とは?:キャッチャーが捕球を誤ったり、投球が逸れたりして、走者が進塁することを可能にするミスのことです。

