岸孝之投手、中日・涌井投手への思いを語る

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2025年6月11日、楽天モバイルスタジアムにて開催される中日戦に先発予定の岸孝之投手が、同世代である中日・涌井秀章投手への思いを語った

岸投手は11日、直接対決にはならなかったものの、「投げ合いたかったですね」とその気持ちをつづった

涌井投手は2004年にドラフト指名された選手で、岸投手はその2年後の2006年に指名された

両選手は西武においてともに7年間プレーしており、岸投手は涌井投手の「背中を見て投げてきた」と言及

しかし、岸投手は「追い越すことはないでしょうけど、できるだけ近づいていきたい」と涌井投手に対する敬意を表した

西武時代、涌井投手はチームのエースとして活躍し、完投能力で知られている

岸投手はその姿を見て、「ああいうエースがいて、すごいピッチャーと対戦しながら常に完投して、あの存在を心から尊敬している」と述べた

そして、彼との投げ合いができる機会があれば、自身の成長にも繋がっただろうとし、「先にマウンドを降りたくない中でやってみたかった」と語った

前回のソフトバンク戦では5回を投げ、8安打を浴びながらも1失点に抑えた岸投手

「粘って粘って、というところは先発としてできていた」と自己評価し、今季の中日戦は、過去3勝を挙げている相手から今季3勝目を狙うことに意気込みを見せている

岸孝之投手が涌井秀章投手への思いを語る姿には、同じ世代の選手同士の絆が垣間見えた。涌井投手は西武時代からの尊敬の対象であり、そのエースとしての姿勢が岸投手にとっての成長の源となっている。彼の思いやりは、単なるライバル関係を超えたものを示している。
キーワード解説

  • ドラフト指名とは?:選手がプロのチームに契約するための選考プロセスで、チームが選手を選び取ること。
  • 完投能力とは?:投手が試合の始まりから終わりまで、自らマウンドに立ち続ける能力のことを指し、多くの場合、試合を通じて安定した投球を行うことが求められる。

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