阪神の坂本誠志郎、試合の中での貢献が浮き彫りに

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◇交流戦 阪神2―3西武(2025年6月11日 ベルーナD)【畑野理之の談々畑】まさかのサヨナラ負けを経験した阪神の坂本誠志郎

試合終盤、2点リードで迎えた9回の守備中、彼は自チームの選手たちが無念の姿を見つめる中、ぼう然と立ちつくしていた

この試合、坂本はいいパフォーマンスを見せており、特に6回の先頭打者として右中間に二塁打を放ち、続く森下翔太が中前打を放つことで、先制点を奪った

坂本は3回にも貴重な二塁打を記録しており、チーム攻撃の起点となった

坂本は捕手としてクローズアップされることが多いが、打者としても非常に高い貢献度を見せている

彼は5月15日のDeNA戦から17試合連続で出塁する記録を維持している

興味深いことに、連続出塁が始まった前の試合、13日のDeNA戦では代打での登場だったため、実際には先発出場の試合での連続出塁は5月10日の中日戦から数えて19試合に及んでいる

坂本が中心となった下位打線から上位打線へのつながりが、阪神の攻撃スタイルのストロングポイントとなっていることは見逃せない

また、打順の中での役割も注目されており、坂本が8番と9番の場で上位打線につなぐ意義深い役割を果たしていることが数値的にも示されている

特に坂本の出塁率は・350で、中野拓夢に次ぐチーム2位

この成績を背景に坂本の存在感は確固たるものとなっている

さらに7日のオリックス戦では、4年ぶりの本塁打も記録したことから、打者としての進化も感じさせる

最近流行している「魚雷バット」に対し、「自分は外野の頭を越すのを求めていない」と話していた坂本だが、この日の二塁打はその力強さを証明するものであった

今後は打者としてももっと評価されるべき選手である

阪神の坂本誠志郎は、試合での打撃成績において目立つ存在でありながら、サヨナラ負けを経験し、複雑な心境を抱えました。彼の打撃や出塁率はチームにとって重要な役割を果たしており、特に最近の成績はその価値を証明しています。捕手としての役割だけでなく、バッターとしての成長も期待されています。
キーワード解説

  • サヨナラ負けとは?試合が終わる直前に、相手チームが逆転勝利を収めることを指します。
  • 出塁率とは?打者が出塁する確率を示す指標で、高いほど多くの機会を得られます。
  • 二塁打とは?打者が一塁を回って二塁まで達することを指し、得点の可能性が高まる重要なヒットです。

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