日本ハムの加藤貴之投手、今季初の完投で勝利を飾る
6月11日、プロ野球セ・パ交流戦において、日本ハムファイターズが東京ヤクルトスワローズに8-2で勝利したこの試合では、日本ハムの先発投手である加藤貴之選手が今季最長9回108球を投げ、4勝目を挙げた
試合の流れ
試合はエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた初回、日本ハムはヤクルトの並木秀尊選手とサンタナ選手に連続ヒットを許し、内山壮真選手のダブルプレーによって1点を失った
この不安な立ち上がりにも関わらず、加藤選手はその後のイニングで安定したピッチングを続け、4回には増田珠選手のタイムリーヒットでさらに1点を与えるも、チームの攻撃による援護で心強さを感じる
加藤投手のピッチングについて
2回以降、加藤投手はストレートやカットボールを駆使して打たせて取るスタイルへと切り替え、三者凡退を連発この試合特有の困難な場面も見事に乗り切り、最終的には9回表に連続ヒットを受けるも、古賀優大選手を3球で三振に切って落とし、無失点で完投を果たした
選手のコメントと意気込み
試合後、加藤投手は「2点目を取られた後に味方が点を取ってくれて、心のスイッチが入った」と振り返り、今後への意欲を語った過去5年連続で完投を達成している加藤選手であるが、今季はこれまで他の投手に比べて完投が少なかったため、「自分で乗り越えるしかない」と決意を新たにした
加藤貴之投手の完投は、ファイターズにとって大きな勝利となりました。先発投手としての責任感と、チームの絆を感じさせる試合といえるでしょう。今後も彼のピッチングに期待が高まります。
キーワード解説
- 完投とは?:試合で先発投手が自らの力で最後まで投げ切ることを指し、途中交代なしで試合を締めくくることです。
- ピッチングスタイルとは?:投手が打者を抑えるために選手の特性や状況に応じて投球方法を変えるスタイルのことです。

