青学大エース中西聖輝が圧巻のピッチングで大学野球選手権初戦を制す

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<全日本大学野球選手権:青学大5-0奈良学園大>◇12日◇1回戦◇神宮で行われた試合で、青学大が奈良学園大に5-0で勝利し、史上初の3連覇に向けて好スタートを切った

今秋のドラフト候補として注目される青学大のエース、中西聖輝投手(4年=智弁和歌山)が7回を投げて1安打、8奪三振という素晴らしい成績を収めた

試合は初回に先制点を奪った青学大が、有利に試合を進める形となった

中西投手は初回、1死から初球を左前打されても、「これで緊張が溶けた」と述べ、その後は150キロや143キロの直球で相手打線を封じ込めた

2回には得意のフォークボールを駆使し、3者連続三振を達成するなど、序盤から安定した投球を見せた

変化球にはスライダーやチェンジアップも含まれ、バッターに対して的を絞らせない配球が光った

さらに、女房役の渡部海捕手(3年=智弁和歌山)は、「今日の中西はほぼ完璧でした」と賛辞を送った

試合を視察していたNPBスカウトたちも中西のピッチングに高い評価を下し、ヤクルトの小川淳司GMは「ボールの質と球の力、制球力が素晴らしい」と絶賛した

ソフトバンクの福山龍太郎アマスカウトチーフも「投球パターンを複数持ち、完成度が高い」とコメントし、オリックスの牧田勝吾編成副部長は「勝ち方を知っている投手」とその素質を称えた

雨による日程変更にもかかわらず、堂々としたピッチングで試合を制した中西投手は、「この4連戦を駆け抜けたい」と意気込む姿を見せた

青学大は今年も再び全日本大学野球選手権での制覇を目指している

今回の試合は、青学大の中西聖輝投手が優れたパフォーマンスを見せ、観客やスカウトから高い評価を受けました。特に、彼の変化球が打者を打ち取る助けとなり、非常に高い完成度を感じさせる内容でした。今後の試合でもこの調子を維持できれば、青学大の3連覇に大きく貢献できるでしょう。
キーワード解説

  • エースとは?: チームの中で最も優れた投手、通常は先発として試合を任される。
  • ドラフトとは?: プロスポーツにおいて、各チームが選手を指名する制度のこと。
  • 奪三振とは?: 投手が打者を三振に打ち取ることを指し、投手の実力を示す重要な指標となる。
  • フォークボールとは?: 投手が使う変化球の一種で、落差が大きいのが特徴。
  • 変化球とは?: 投手が投げる球で、回転やスピードの変化をつけた球種。

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