阪神、連敗続きの西武戦で逆転負け 攻守ともに精彩欠く

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◇プロ野球セ・パ交流戦 西武4-1阪神(12日、ベルーナドーム)阪神は攻守で精彩を欠き、西武との3連戦は3連敗となりました

連敗を止めたい阪神は初回、森下翔太選手の第11号ソロホームランで幸先良く1点を先制します

このホームランは、打者が一球を完璧に捉え、スタンドへ打ち込むショットです

援護を受けた先発は、前回登板で7回途中無失点の好投を見せたデュプランティエ投手

しかし、直後の1回裏、四球と暴投で1アウト2塁のピンチを招くと、ネビン選手にタイムリーを浴び、同点に追いつかれました

さらに続く2回、先頭打者にライトへライナー性の打球を打たれ、佐藤輝明選手が捕球できずに後逸

記録は3ベースとなり、ピンチを背負いました

その後、長谷川信哉選手にレフト方向へタイムリーを打たれ、西武に1点の勝ち越しを許しました

反撃したい打線は3回、ノーアウト1、2塁のチャンスを作りますが、近本光司選手がライトフライ、中野拓夢選手が併殺打に倒れて得点が奪えませんでした

続く4回も2個の四球で1アウト1、2塁としましたが、ヘルナンデス選手と木浪聖也選手が空振り三振で無得点に終わります

すると4回裏、デュプランティエ投手は1アウト2塁のピンチを招くと、平沼翔太選手のレフトへの打球を森下選手が後逸

これにより2塁ランナーがホームインし、その間に打者も3塁まで進塁しました

さらに西川愛也選手にもタイムリーを打たれ、デュプランティエ投手は4回4失点で降板となりました

打線は8回に1アウト満塁と最大のチャンスを迎えますが、大山悠輔選手の打席で1塁ランナーの佐藤輝明選手がけん制でアウトになり、大山選手はショートゴロに打ち取られ、西武投手陣を攻略できませんでした

阪神は西武との3連戦全てで先制するも逆転負けに終わり、今カードは3連敗となりました

阪神がこのシリーズでの連敗は、特に守備面でのミスが響いています。初回の先制点を得た後に逆転を許す場面が目立ち、選手たちの焦りが少なからず影響しているように思います。チーム全体が今後どのように立ち直るのか、注目したいところです。
キーワード解説

  • タイムリーとは? - タイムリーとは、試合においてチャンスの場面で打たれた安打のことを指します。このヒットにより、ランナーがホームに帰ることができ、得点が入ります。
  • 暴投とは? - 投手がボールを意図した位置に投げられず、捕手のミットを外れることを暴投と言います。これによりランナーが進塁することがあります。
  • ホームランとは? - ホームランとは、打者がボールを打ってスタンドやフェンスを越えることを指し、打者は一気に1周して得点することができます。

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