楽天・岸投手、緩急を駆使し中日打線を完封

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◇12日 交流戦 楽天4―0中日(楽天モバイルパーク宮城) “竜キラー”が本領発揮だ

楽天の40歳右腕・岸孝之投手が、巧みな緩急を使った円熟の投球術を披露し、中日打線を相手に7イニングを3安打無失点に抑え、今季3勝目を挙げた

岸投手は、自身が語る「チームの良くない流れを自分の投球で変え、この先も乗っている形にしたかった」との思いを胸に、試合に臨んだ

彼の投球は緩急が特長で、速球と変化球を巧みに組み合わせることで打者を翻弄することができる

この日の試合でも、あらゆる球種を使い分け、的確にストライクゾーンを突くことで中日打線を封じ込めた

また、これで岸投手は中日に対して10勝目を挙げ、交流戦勝利数が歴代5位の25勝となった

この記録は特に、同一チームに対して交流戦で2桁勝利を挙げるという史上初の快挙である

岸投手は「欲を言えば完投したかったが十分です」と満足の表情を浮かべ、チームの連敗を4で止め、借金を6に減らす結果をもたらした

試合後、彼は「こんなもんじゃないぞ、イーグルスは」と言い、チーム全体の結束を呼びかけた

今回の試合で岸投手が見せたパフォーマンスは、高齢にもかかわらず、経験を活かした素晴らしいものでした。彼の投球術は単に速球だけでなく、変化球の使い方や緩急のコントロールが重要で、これによって中日打線を無失点に抑えたのは見事です。チームが連敗を止めるきっかけとなったのも、彼の貢献があったからこそと言えるでしょう。
キーワード解説

  • 竜キラーとは? 中日ドラゴンズに対して特に優れた成績を残す選手を指す言葉で、岸投手がそれに該当しています。
  • 緩急とは? ボールの速さや変化のタイミングを調整することで、打者に的を絞らせず多様な投球をする技術です。
  • 中日とは? 日本プロ野球のセントラル・リーグに所属するチームで、強力な打撃陣を有するチームとして知られています。

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