楽天・伊藤裕季也、初の4番で勝利に貢献

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本生命セ・パ交流戦が行われた6月12日、楽天モバイルパークでの中日戦において、楽天の伊藤裕季也内野手(28)が今季初めて4番打者として出場し、チームの勝利に大きく貢献しました

試合は楽天が4-0で中日に勝利し、チームは4連敗からの脱出を果たしました

伊藤の活躍

この日の伊藤は、1号ソロホームランを含む2安打2打点を記録

6回の先頭打者として迎えた場面では、左腕の三浦投手から130キロのスライダーを捉え、左翼スタンドまで打球を運びました

伊藤は試合後、「1、2打席目にチャンスで凡退したことがあり、気持ちが入りすぎていた」と振り返り、焦りを抑えることが重要だったと説明しました

打撃コーチの影響

この試合から、下園打撃コーチが1軍に合流しており、単なる指導者ではなく、伊藤にとってはDeNAの2軍時代からの信頼できるパートナーです

伊藤は「うまくいかない時期に見てもらった」と語り、コーチのサポートが心強かったと強調しました

下園コーチは、試合前に「すべての打席で攻めていこう」とアドバイスをくれたそうで、その言葉が後押しとなったようです

監督の評価

三木監督は、伊藤の成長を感じ取ります

「好機での凡退の後に打ったところに成長を感じた」とコメントし、伊藤のタイムリーとホームランを特に評価しました

こうした成長は今後のチームの巻き返しにおいても大きなプラスになるでしょう

伊藤選手が試合での好結果に至ったのは、冷静さを意識した結果や打撃コーチのサポートが大きいと感じます。この勝利は、チーム全体の士気も上げる重要な一戦となりました。
キーワード解説

  • 4番打者とは? 4番打者は、野球において主にチームの中心打者の位置を担う最も重要な打順の一つで、通常は強打者が配置されます。
  • スライダーとは? スライダーは、投手が投げる変化球の一種で、直球に比べて横に曲がる特性があります。そのため、打者を翻弄する要素があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。