彼は飛龍高出身の高卒2年目の右腕で、実績を積み重ねる中で自らの成長を感じている
チーム状況と個人の成績
チームは現時点で18勝35敗のリーグ最下位に沈んでおり、防御率も両リーグ14球団中最も低い4.13となっているしかし、山田は13試合に登板し、0勝1敗ながらも8セーブと防御率2.84を記録しており、昨季のリリーフ登板での防御率3.80と比較すると成長を見せている
変化球の精度向上
山田は「野手の人に助けられて、ここまで来ている」と謙虚に語りつつ、実戦経験を積むことでスライダーを軸にした変化球の精度を高めてきたリリーフとしての役割が強調される中、投手としての影響力を向上させることに注力している
兄からの支え
山田は兄の和(そら、23)も野球に取り組んでおり、現在イースタン・リーグのオイシックスに所属する捕手である兄は7月20日のフレッシュオールスターに出場する弟を励ましつつ、「このまま(NPB所属の)プロ野球選手になれるのでは」と期待を寄せている
今後の展望
山田は高校時代と同じく最速146キロの球速を記録しているが、プロではさらなるスピードアップが求められている「先発ではないので150キロを超えないと注目される選手にならない
伸ばすことができれば」と語り、将来に向けた意欲を示した
20歳の若手投手が守護神としての存在感を高めていく中、今後の活躍が期待される
- 山田 門(やまだ・りゅう)
- 2005年4月20日、神奈川県生まれ
180cm、80kgの右投右打
研鑽を重ね、将来のプロ野球界での活躍が期待されている
キーワード解説
- セーブ王とは?野球において、セーブとはリリーフ投手が試合を締めくくる際に記録される重要な成績であり、特に多くのセーブを挙げた選手は『セーブ王』と称されます。
- プロ野球とは?日本国内で行われるプロフェッショナルな野球リーグを指し、選手たちは企業に所属し、年間を通じてリーグ戦やシリーズ戦を戦います。
- リリーフ投手とは?試合中に先発投手が降板した際に登板し、試合を締めくくる役割を持つ投手を指します。

