三塚琉生が巨人と支配下選手契約、育成からの飛躍を果たす

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巨人が育成選手・三塚琉生と支配下選手契約を締結

2025年6月13日、読売ジャイアンツ(以下、巨人)は育成選手である三塚琉生(みつか・るい)外野手と支配下選手契約を結んだことを発表した

これにより、三塚は背番号96を付けてプレーすることになる

育成契約から3年目を迎え、ついに2桁の番号を掴むこととなった

三塚選手は千葉県出身で、桐生第一高校から2022年の育成ドラフトで巨人に入団した

当初は順調なキャリアを期待されていたが、初年度に左膝を負傷し、約1年間のプレーができなかった

しかし、昨年6月に実戦復帰を果たし、今年は主に3軍戦で4番打者として出場していた

今年の5月には2軍に昇格し、イースタン・リーグでの19試合では打率.357、4本塁打、OPS1.053という素晴らしい成績を残している

「OPS」とは出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を示す重要な数値である

これらの数字は、チームにとって大きな戦力として期待される内容だ

三塚選手の支配下登録により、巨人の支配下選手は66人となり、残る支配下枠は4つとなった

今年も熾烈なペナントレースが続く中、育成選手からプロの夢を掴む選手が増えるのか、あるいは外部からの補強を行うのか、巨人の動きにさらなる注目が集まる

三塚琉生選手の契約締結は、育成選手が努力し結果を出すことでプロの道を開くことを示している。困難を乗り越えた彼の姿勢が、多くの選手に希望を与えるだろう。巨人での今後の成績にも注目が集まる。
キーワード解説

  • 製育成契約とは?:育成契約は、プロ野球選手が入団する際、契約金や年俸などの条件が一般選手よりも低く設定され、契約後一定期間の育成を目的とする契約のこと。
  • OPSとは?:OPS(On-base Plus Slugging)は、出塁率と長打率を合計した指標で、選手の攻撃能力を数値化する重要な指標として使われる。

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