西武・仲田慶介、待望の移籍後初安打を記録

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◆日本生命セ・パ交流戦 西武1―2中日(13日、ベルーナドーム) 今季西武に加入した前ソフトバンクの仲田慶介選手が、遂に移籍後初のヒットを打ち、安堵の表情を浮かべた

試合の最終回、9回1死の場面で仲田選手が打席に立ち、中日投手・勝野昌慶の156キロの速球を逆方向へ打ち返し、左前に鋭い打球を飛ばした

この安打は仲田選手にとって、16打席目にしての待ちに待った「H」(ヒット)マークとなった

試合中、両親が来場している中での節目の一打となり、仲田選手は「やっと出たなという感じで、早く一本を出したいという思いがあった

当然焦りもあった」と心境を語った

仲田選手は福岡大大濠高から福岡大へ進学後、ソフトバンクに育成ドラフト14位で入団

昨シーズン、開幕直前に育成から支配下登録を勝ち取るも、1軍での出場機会は十分ではなかった

オフに構想外を通告され、再度育成選手としての打診も受けたが、新たな挑戦を決意し西武に育成選手契約で加入

今年の春季キャンプでパフォーマンスを発揮し、開幕前には支配下登録を勝ち取った

内外野を守ることができる俊足のユーティリティプレーヤーとして期待されているが、打席に立つ機会は少なかった

今日のヒットにより、仲田選手はこの一本をきっかけに「どんどんこれからもっと打てるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った

今後の活躍が期待される仲田選手の奮起を、ファンを含めた全ての関係者が見守っている

仲田選手の移籍後初安打は、彼にとって特別な意味を持つ一打です。父母の前で打ち取ったことで、感情がより一層揺らいだのかもしれません。新たな環境での挑戦は常に不安がつきものですが、彼の努力が報われて良かったと思います。今後の成長に期待したいです。
キーワード解説

  • ヒットとは?:野球においてヒットは、バッターが投手の投げた球を用いて打った結果、塁に出ることを指し、1塁に出た時点で「ヒット」となります。
  • ユーティリティプレーヤーとは?:内野と外野の両方のポジションをこなすことができる選手を指し、チームにおいては特に戦略的な選手として重宝されます。

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